母のこと。
10年くらい前かな。
夏の夫の実家(中国地方なんです)への帰省は、夫と小学生の子どもたちで行ってもらい、思い切って私一人だけ、東京に帰ることにしました。
一人での東京滞在なんて、いや子供を産んで一人で過ごす時間なんて、初めて
。友人たちと食事や飲み会を楽しみ、母ともゆっくり話せて本当に、今思えば貴重な時間でした。
で、帰る日の前日に、もし、何かあった時のことを話す機会があって、実家の合鍵と、近所で一番仲良くしている母友の連絡先など教えてもらいました。
そして「お母さんの銀行の口座とか私もわかっておいた方がいいと思うの」と、恐る恐る伝えると、
「そうなの、一人でどうして良いか悩んでいたの。テレビとかでも、エンディングノートとか言っているけど、なかなか整理できなくて」と母も考えていたとのこと。
それなら、一緒に、整理しようとなり、
今、利用している銀行から保険会社、証券会社など
を聞いていきました。
銀行 通帳
保険会社 「契約のお知らせ」
証券会社 「取引報告書」
これらを母は奥の部屋から手提げ袋に入れて持ってきました。
金融機関から届く書類を一応、金融機関ごとに輪ゴムでまとめていましたが、もう、内容の把握が大変で困っていたようです。
近所のスーパーに行き、ノートと、クリアホルダーを買ってきました。
ノートに
金融機関名 支店名 口座番号 取引内容など一つ一つ聞いて手書きで書いていきました。
◯◯銀行 □支店 ガス、水道、引き落とし口座
△△農協 ▽支店 年金受取口座
などなど。
銀行 保有している商品 およその金額
証券会社 〃
保険会社 生命保険 特約や受取人の確認
年金保険 期間や年金額の確認
火災保険
傷害保険
その他の確認
携帯の契約会社とプラン
クレジットカード 使っていないクレカがたくさんあったので、その場で電話して解約
あと、クレジットカードと提携している掛け捨ての保険も3つくらいあったので、1つだけ残してその場で電話して解約(本人が電話口に出る必要がある会社とない会社がありました)
クレカ提携の傷害保険をせっかくかけているのに、過去に骨折で入院していのに、請求していなかったのでついでに請求の手続き
冠婚葬祭の会社の友の会 会員番号と葬儀場所といくらのコースに加入しているか。
あと、誰かにお金を貸してないか、また借りてないか確認。
とにかく母が契約しているもの全てを洗い出してとにかくノートに1ページずつ書いていきました。
やり出したら、止まらず、二人で頭突き合わせて、
書類を整理したり、おしゃべりしたりあっというまに時間は過ぎていきます。
そこには、私の知らない母の人生の歴史(大げさかな
)があり、いつかその時が来るなんてまだまだ想像できないなと、思いながら、意外にも楽しく作業をしました。〜続く