壺を買うのは寂しさを埋める会話があるから
投資の初心者にオススメと紹介される
ファンドマネージャー藤野英人さんの著者
『投資家が「お金」より大切にしていること』
私がこの本を読んだのは、母が亡くなってから。
図書館で借りて読んだので、残念ながら手元にその本はないのです。
要約や感想を見れば秀逸なコメント読めるのでそちらで、見てみてください![]()
私が心にささったのが
p.117〜
「投資信託の販売はシニアの孤独を埋めているビジネスである。」という一節です。
子育てを終えた60代、70代の人たちは一人暮らしか夫婦ふたり世帯。そういう生活の中で銀行や証券会社の若手営業マンが自宅に訪問して来てくれる。自分の息子や娘、孫世代のしかも、感じの良い若者が来て話し相手をしてくれる。それが嬉しいし、何より自分と向かいあって雑談も含めて会話している事に癒される、、、らしい。
お金はあるので必要だから買うのではなく心の寂しさを埋めてくれるから買ってしまうらしいのです。
" そして「毎月分配型」の商品をすすめる。
業界では「老人の孤独スイッチを押せば
契約できる」のが常識になっている。
皮肉を込めて「壺売り」と言われている。"
藤野英人著『投資家が、「お金」より大切にしていること』(星海社新書)
一部引用してます。
この本を読んで「お金」に対する大切な学びはたくさんありましたが、私はこの冒頭部分に釘付けでした。
母は、そうやって身近にいる「親切な◯◯さん」
「本当によくしてくれる□□さん」から色々な商品を購入していたんだなぁと。
もちろん、利率や増えるという「プラス」の部分をきちんと考えての購入だとは思うけど。
「娘や息子、孫がこんな風に営業しているのかしら

頑張ってるわねー

無駄遣いする訳ではなく、投資だからねー
タンスに入れておいても増えないし、ちゃんと増えるし、毎月お小遣いも出るなんて、損はしてないはずよね」
その優しく向かい合って話を聞いてくれるプロたちから「壺」を買ったんだなぁと腑に落ちました。