よくTV誌などでコンレポを面白く且つファン目線で書いて下さるフリーライターの上甲さん(o'∀'o)

うちも読んでてクスッと笑えたり、わーわかるー!!(;ω;)と楽しませてもらってる一人です。

その上甲さんのインタビュー記事があったので載せときます。


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初めて嵐に取材したのは2002年です。最初は正直、彼らの楽曲にしか興味がなかったんです。でも今はもうファンですよ。会った当初から頭が良くてひたむきだなっていうのはすごく感じていましたし、売れてしかるべき人たちだなと思う。

嵐の記事に対する反響を感じ始めたのは2004年くらい。世間的にはブレイクする前ですね。まだほとんどの雑誌がそんなに彼らにページを割いていない時代だったから、ファンは熱心に一つ一つの記事を読んでくださったんじゃないかと思います。その感想を名指しでブログに書いてくださる方が出てきた。よっぽど印象に残らないとライターの名前まで見ないじゃないですか。だから、相当喜んでくださったんだなって、すごく感激しました。そういった方々をがっかりさせないものをまた書かなきゃっていう、いい意味でのハードルができましたね。

それに、嵐はちょっと特殊で、出来上がった記事をチェックしてくれるメンバーがいるんです。皆さんお忙しいし、ほとんどのインタビュイーがふつうは読まないと思いますけど、そういうところが嵐はやっぱりきちんとしてる。だから私もやりがいがある。本人が見るものだと思ったら、きちんと真意を汲み取った書き方をしないとっていう緊張感もひとしおですし、こちらも刺激をもらっています。



ライブレポートは基本的にはファンに向けて書いていますが、もちろんファンでない方も意識します。一般の方が読んでも「面白そう」「行ってみたいな」って思ってもらえるように、最低限の説明は入れるように気を付けています。それでも、書いているときはけっこう自由です。なかにはここまで書いたら「お前が語るな」「わかった風に書くな」みたいに思うファンもいるだろうなって、常にドキドキはしてますけど(笑)。でもそれを気にして万人受けを狙い出すと、それこそつまらない、誰にでも書ける文章になっちゃうから、なるべく思ったままに書くようにしています。

もちろん媒体にもよります。同じ嵐のインタビューでも、たとえば『日経エンタテインメント!』はサラリーマンも読む雑誌だから30歳以上の男性を見据えて書くところがあるけど、10代向けのアイドル誌だったらもっともっと言葉を易しく、面白おかしくしないととか。気を付けるポイントが全然違いますね。その時々で違った人格というか、すごく引いた目で冷静に書いているときもあれば、嵐のライブ記事のようにマックスに温度を上げて書いているときもあります(笑)。そうやって対象によって使い分けているので、作家さんと違って「私の文章はこうだ」みたいなことは一概には言えない仕事ですね。

お金を出してまで買いたいと思わせるほどのもの、読み手の心に響くものを書くって、本当に難しいです。潤君(松本潤さん)のファンが読んだら「この記者は松潤ファンに違いない」、相葉君(相葉雅紀さん)のファンが読んだら「相葉ちゃんの描写が一番熱い」って思ってくれることが、私の中の目標。自分の好きな人が一番贔屓目に書かれているように感じてもらえたら、大成功です。「自分の子は5人中5番目だな」って思ったらもう買わないだろうから、お財布を開いてもらうために、そういう意気込みで臨んでいます。意気込みだけは(笑)。




上甲 薫(じょうこう・かおる)
大阪府出身。ホテル勤務、テレビ情報誌記者を経てフリーライターに。男性アイドルのライブレポートや俳優のインタビュー記事を中心に、雑誌『SODA』『TVぴあ』『日経エンタテインメント!』などで執筆。嵐や東方神起のファンから絶大な支持を集める。




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vol.19興味が筆を走らせる




出来上がった記事をチェックするメンバーって誰だろね??(* ̄ω ̄)ふふ🎵