乳がんの化学療法では
EC療法やCEF療法を受ける患者さんが
多いと思いますが、その際に使われる
抗がん剤のひとつエピルビシンは
血管刺激が強く
血管痛が起こりやすいといわれています。
酸性度の強い薬剤が血管内を流れるので、
血管壁がやけどのような
ダメージを負ってしまうのだとか!
…(-_-;)
血管が細いほど影響を受けやすいらしく、
個人差がありますので
もしこれから受ける方は
必要以上にキョーフしないでくださいね。
私の場合、初回はなんともなかったのに
2回目の点滴からジリジリとした
熱感を伴う痛みを感じました。
対策として
●点滴前や点滴中にホットパックなどで
腕を温めてもらう
※血管炎では、点滴中は腕を温め
点滴後は腕を冷やす、がよいみたいです。
●薬剤が速く流れるよう、点滴針から遠い
二の腕をやさしくモミモミして、血行を促す
などの涙ぐましい努力もしましたが、
やはり点滴後は腕のしびれや痛みが抜けず…
「これは何かしらアフターケアしないと!」
と思い、看護師さんに相談したところ
「軽くマッサージするといいですよ」
との答え。
マッサージするなら、何かケアできる
オイルはないかと探してみたら、
ありましたありました。
カレンデュラオイル。
カレンデュラ(マリーゴールド)の花を
サンフラワーオイルなどの植物油に浸けて
成分を浸出させた
トリートメントオイルです。
炎症を鎮める、
傷ついた粘膜や血管を修復する、など
ドンピシャな作用ではありませんかー
一日1~2回、手首から二の腕まで
マッサージするようにしたら、
腕の血管の突っ張り感やしびれ、
痛みが軽減してゆきました♪
カレンデュラオイルでのマッサージを
気長に続けたところ、
当時見た目にもはっきりわかった腕の血管の
引きつりが、ほぼわからなくなりました。
痛みがあるときは、やさしくさするように
肌になじませるだけでも大丈夫です。