皆さんお疲れ様です。haoでございます。

最近、野外のアリ(ワタクシの見立てでトビイロ)がよく家に入って来ます。

家人は潰せと言うのですが、こういうブログもやってる身としてはそれも憚られ。

見つけたヤツを指で摘んで外に投棄しております。

ここ1年ちょいでアリ捕獲スキルが大きく伸びたなぁ…w。

 

さて、その後の「暫定」勢力ムネボソですが、依然として女王の有無はわかりません。

わかりませんが…。

幼虫が、裸蛹に…!!。

サイズ的にワーカーではない。

新女王か…?。

オスアリが入っているのかが問題ではありますが、場合によってはここから新コロニー立ち上げも視野に入る事態に…!!。

気になる防衛も最近は巧みになりまして、

見辛いとは思いますが、ここはプミラ砂地エリアの隅。

クロヤマが堆積させていたミールワームの残骸が鎮座していましたが、そこの真下に潜り込んで採掘・採餌を続けるムネボソ。

バリケード材と食糧の調達をクロヤマのちょっかいを防ぎつつ行う上手い仕掛け。

面白いと感じましたので、遮光と保温を目的にスタイロコーティングしてみました。

変わらず「暫定」ではある。

でも、別の部分で可能性が出てきた。

引き続き見守るのです。

 

その他の勢力で依然として勢いが見えるのがムネアカ。

新ワーカーの育児もすでに日常の光景となってきました。

着々と力を蓄えるムネアカ。

そしてこの度、カワラケも羽化を確認しました。

こちらは頭数に関してはムネアカ以上の激増が予想されます。

あと一ヶ月でいよいよ開放…

と、思ってましたが…、いや、この話は後述…w。

こうして羽化第6号となったカワラケですが、恐らく秒読み段階なのがアシナガ。

ぎっしり詰まっていた幼虫が、体色を変え始めた…。

恐らく飼育史上、もっとも安定・頭数の揃った状態で飼育開始した種族。

すでにコロニー第一層は完全に手懐けた。

これがプミラ開放となればどうなる?。

 

このように猛追を見せる他種族に対し、最大勢力クロヤマ。

先日、とうとう女王までが裸蛹集積所となったハチミツルームに出張ったことを書きましたが…。

……、2匹になっとる…w。

そしてこれに終わらずその数日後。

……、3匹になっとる…!!w。

いや、居心地の良いのはけっこうだが、こんだけ本拠地を手薄にしておいてようやるわ…w。

すでにプミラを平定してこれといった外敵がいない今、まさに我が世の春を謳歌している模様。

緊張感無さすぎるのがやや気になりましたが、これはこれで快適な環境だということ。

良い傾向と思ってさほど気にも留めていませんでしたが、これが大きな間違いであったことを後に気づかされることとなるのです。

 

キーマンとなったのがやはりこの勢力。

先日ついにプミラ開放にこぎつけたオオハリアリ軍団。

その後はクロヤマのちょっかいに対応しつつ、ワーカーがプミラを行き来する光景も見られるように。

本格進出とはさすがにいきませんでしたが、プミラに蔓延るワラジムシの幼生を狩って戻るという喜ばしい姿も確認できました。

そこまでは良い。

ですが、

完全に油断していた。

まだまだ新天地の開拓を諦めていなかったクロヤマ。

つい昨夜、いよいよオオハリ侵攻に本腰を入れました。

せいぜい2~3匹程度でちょっかいを出していた今までとは違う。

今度は6匹前後での強襲体勢。

本気でオオハリが心配になりましたが…。

ん?、すでに女王や繭が退避されている…?。

これは…、すでに籠城体勢が整っている?。

よくよく見れば、プミラ直結のエリアの真下。

下層エリアへの通路が土砂で塞がれている。

当然クロヤマもここを集中的に攻め、掘り返そうとしますが、その度に迎撃に出るオオハリワーカー。

印象的に、完全にクロヤマが攻めあぐねている。

更によく見れば、ついこないだまで土砂で埋まっていた採餌エリア直結のエリアから土砂が運び出されている。

夕方見た時は違った。

これは…、数時間でこの退避・籠城体勢を整えたということか…!!。

確認できた限りではオオハリに犠牲は無かったようだし、クロヤマの流れを摺り抜けてプミラへ向かい、取り残されたワーカーを回収する姿すら見られました。

……、アテにしてたのは事実ですが、これほどまでに本土決戦に力を発揮する種族だったとは…。

 

もっとも、被害こそなくてもこの籠城体勢。

長期戦となれば不利なのは絶食に弱いオオハリの方でしょう。

細々と往来はしていても、採餌エリアへのルートが通りづらくなったのは事実。

どうにかして生活の動線を復活させる必要がある。

再び封鎖することも考えましたが、やっとプミラの生態系にアクセスし始めたオオハリにそれをするのも…。

 

……、ん?、「プミラの生態系」?。

 

それだ!!。

ひとえにクロヤマがここまでオオハリに侵攻した理由の一つ。

単に他種族がそこにいたからというだけでなく、それなりに通りやすいルートの先に狙える獲物がいたからという部分もあるはず。

もっというなら、現在平定されたプミラには、クロヤマが力を振るえる相手が他にいないということ。

現在、現実問題、オオハリにクロヤマが力を集中できてしまう環境が出来上がってしまっているということ。

 

プミラをクロヤマが平定したと喜んでいたが、そうではなかった。

アリ族他種族混生のためには、プミラの生態系は維持しなければならなかったんだ。

他種族を「滅ぼせるけど目の前にもっと楽な獲物がいる」と認識させるためにも、アリ族以外の生物がプミラに必要不可欠だったんだ。

 

ワタクシが間違っていた。

ならばやることは一つ。

すぐさま庭に出て、ワラジムシやゲジやミミズといった「外敵」を調達、投入しました。

結果、おおよそ目論見通り!!。

突如現れた「外敵」に、オオハリにだけ兵力を割くわけにはいかなくなったクロヤマは徐々にオオハリコロニーより撤退。

完全に往来が無くなったわけではありませんが、新たなバリケード資材をプミラから搬入できるくらい侵攻の波は弱まりました。

いや、良い勉強になりました。

やはりアリ族多種族混生には、「1VS1の環境をつくってはいけない」ということですな。

これからは日々の餌調達と同時に、「外敵」の調達を並行して行わねばなりますまい。

 

そして、まだ未開放の種族がいる今、投入する「外敵」も精査せねばなるまい。

というのも、今回クロヤマの撹乱用に、ちょっと大きめのケラを投入したんですが…。

あんまりパワフルに暴れるもんで、写真の奥側、ムネアカの封印を撤去してしまいましたw。

慌てて即座に再封印したんですが、どうも目を離した隙に手前の封印も解いてしまったらしく…。

手前の封印、つまるところ、カワラケの封印でございます。

 

増えたとはいえオオハリの籠城を見た直後。

一抹の不安を覚えたワタクシは再封印後カワラケコロニーを確認してみましたら…。

……、ふむ。

攻め込まれはしたようだ。

でも、単独侵入したワーカーを寄ってたかって返り討ちにしたようだw。

思いの外強いぞカワラケ!!。

ここでクロヤマの味を覚えた事、来月あたまにどう影響するか?。

 

混生スタイルに必要なことは、各種族の状態だけでなく中立エリアであるプミラの生態系にも気を払わねばならないということです。

最盛期を迎えるアリ族を監視しつつ、プミラの生態系の充実にも意識を向けて行きたいのです。

アリ軍団飼育のコツはプミラを平定させないことと見つけたり。

 

でわでわ。