皆さんお疲れ様です。haoでございます。
我が家の「暫定」勢力ハリナガムネボソアリのその後でございます。
未だに微妙に大きな個体が小型女王なのか単に大きなワーカーなのか判断がつかないまま飼育しておりますが、別にクロヤマに攻め込まれるでもなく平穏な日々を過ごしております。
もっとも、変化が全く無いわけではない。
この種族には広すぎる通路だったからでしょうか?。
採餌エリアへのチューブを土砂で埋め始めました。
まぁ、こんな感じでしたら新たな卵でも確認できるまで判定据え置きということで静観しようかと思ってましたが、つい先日新たな動きが。
けっこうな数のワーカーがプミラに出張って穴を掘り始めました。
改めて石膏巣内に目をやりますと、見るからに減ったことがわかる人口密度。
運び込まれたのであろう土砂の量も格段に増えています。
プミラへの移住を決めたか?。
しかし、その割には真っ先に全て運び出しているはずの幼虫が残っている。
確認していた疑惑の小型女王(?)もしっかり確認。
何より解せないのが移住で外に向かったにしては、内側の土砂堆積量が増えていること。
単に石膏巣改造のために大挙してプミラへ出向いているだけか?。
こちら側では確認できませんが、相当数堆積した土砂内に幼虫共々隠れているのか?。
もう少し様子を見なければ結論は出せませんな…。
引き続き「暫定」継続なのです。
そんな中、正式に勢力認定された他勢力はぼちぼち羽化の気配が漂うように。
まずは最大派閥クロヤマ。
こちらはまだ羽化こそ明確に確認できていませんが、コロニーに目をやれば大量の裸蛹。
中には色の変わっているものも多く混ざり始めました。
ハチミツルームにも床一面に達しようかという大量の裸蛹が…、
……、ちょっと待て、アンタまでしゃしゃり出て来たのか女王w。
いや、大人しく奥に控えていなさいよw。
ここの方が護衛多くてかえって安全なのかもしれんけど、アンタにそこいられるとゼリーあげるとき神経使うのよねぇ…w。
そして思えば、こちらもムネボソ同様、現在ワーカーがプミラに出張ってコロニー内はやや閑散とした雰囲気。
案外このシーズンのアリの巣ってのはそんなもんなのかもしれませんなぁ…。
一足先に羽化が続いているムネアカ。
こちらはどんどん女王ルームの人口密度が増しております。
前にも言いましたが、一度波に乗ればとことん早いこの種族。
ぶっちゃけすでに守りという意味ではプミラ開放も問題無いレベル。
8月まで開放を延期したのは、より盤石な防衛力を備えるためと増えた兵力にコロニーが慣れるための時間を設けるため。
現在「増える」という観点で一番楽しませてくれているのはこの種族でしょう。
いっとき繫殖の進行具合がわからずにやきもきさせたトビイロ。
現在もうっすらとしか判別できませんが、卵でも幼虫でもない、繭と思しきものが堆積しているのを確認できました。
それに加えて…。
最近ちょっとワーカーの数が増えた気がしていましたが、この度重要なものを目にしました。
プミラ内を闊歩するワーカーの姿。
写真でご覧になっただけではわかりにくいでしょうが、冬前に見たワーカーよりも明らかにサイズが大きくなっております。
ウチに来た時はそれこそ今のムネボソくらいの大きさでしたので、これは断言できます。
ならば宣言してもいいでしょう。
オオハリ、ムネアカに続いて、羽化確認の3番手でございます。
そしてそのオオハリ。
こちらは間も無くプミラ開放が決定している種族でございますが、最近チューブ奥に仕舞っていたのであろう繭の運び出しが目立ってきました。
といっても、おそらくまだまだチューブ内にはあるのでしょう。
それでもここ最近は、チューブ位置から一段下がった向かって右側の部屋。
ここに集積される繭の量が増えているのでございます。
最近はいよいよ立体的にコロニーを活用し始めたオオハリ。
最下層付近に獲物の余りを堆積させ、飢えれば回収に来るような面白い行動も見せるようになりました。
ならばさしずめ右側のこの部屋は、色からして羽化直前の繭の集積所か。
上手くすれば羽化の場面を目にできるかも…w。
トビイロと同じく、もしかしたら羽化したかもしれないのがクロオオ。
ただでさえ普段から繭の堆積、そして色の変化をつぶさに観察できていた種族でしたが…。
こちらも同じく、以前より気持ち大型のワーカーが姿を現すように。
たまに2匹でコオロギを狩りに来る時があるんですが、その時サイズ差を見れば明らかにデカいのがいる…!!。
時期的にも、繭を確認したタイミング的にも恐らくこちらも確定でしょう。
トビイロの直後の確認ですが、ほぼ同着の4番手羽化種族でございます。
ワーカーの数はともかく、やはりまだコロニーの大きさは手懐け切れていない印象のカワラケ。
今の時点で確認した産卵数は相当なものですが、最近では次世代の配置の仕方に工夫が見られるように。
どうも、多少の重複はありながらも、卵・幼虫はチューブ内、繭は表側にシフトした模様。
正直、カウントしただけでも全て羽化すれば単純に群れが倍になる数字。
秋口くらいまでにどれくらい増えるものか…。
そして、女王、いつも思うんだが、なぜ平地ではなくそんなもぐらたたき的な場所に陣取る…?w。
ムネボソを除けば最も飼育期間の浅いアシナガ。
導入時にごたごたしましたがその後粛々と順応が進んだようで、最近では表側に出てくるワーカーの数が増えて来ました。
ワタクシの設計ミスの隙間も早急に補修してくれたようで嬉しい限りw。
更に日が進むと、今度はチューブ内から幼虫を引っ張り出して表側で管理するようになってくれました。
更によく見ると、おお、女王もチューブから出てきたかw。
通路改造の時に一番パニックしてたのが女王だっただけにこれは嬉しい変化。
食欲も最近出てきたようですし、まだ繭の確認こそできていませんが順調な経過と言えるでしょう。
1週間の寒暖差がなんだか激しい昨今。
アリにとっては過ごし辛い環境かもしれませんが、各種族順調な挙動を見せてくれています。
これで、順調にプミラ開放が進んだ8月~9月ごろ、恐らくプミラは灼熱の刻を迎えているはず。
まずは開放まで力を蓄えよ各種族。
そして間も無く開放となるオオハリ。
武運を祈る。
でわでわ。