皆さんお疲れ様です。haoでございます。
日中の気温差が激しい秋田でございます。
夏と錯覚するような暑さがあれば、明け方はけっこう冷え込んだり。
布団の数や衣替えのタイミングに苦慮しそうな毎日なのです。
気温差という意味ではウチのアリ軍団もけっこう影響ありそうなもんですが、意外とみんな元気w。
シリアゲやクロナガら現在は放っておいている勢力はともかく、クロヤマに至っては狩りの日々。ついにはプミラからムカデやハサミムシがいなくなりました…w。
ムネアカは現在抱える繭の羽化を待たずして、次の産卵を行った気配。
トビイロはまた隅の見えづらい部屋に女王が引っ込んだのが気掛かりですが、現状ひたすらに産卵を行っているものと思われます。
オオハリはついにきちんと繭を確認。
つっても見づらいですなw。
それはそうとそれに加えて…。
く、クロオオもか!?。
早すぎないか!?。いや、いつの間に孵化した!?。
この急激な気温の上昇が幼虫の成長にも影響…、いやいや…。
でも、これ、繭だよなぁ…?。
なんて謎の現象も起こりつつの我が家の勢力たち。
ここに加わる第8の勢力をもちろん探していました。
もちろん、生息域は把握していてもエゾアカヤマアリやトゲアリなんかの厄介な種族は除外w。
当然、土着であること。多種族に領地争い以外の影響を与えないこと。これを条件にしての捜索。
ぶっちゃけますと、「アズマオオズアリ」や「アシナガアリ」あたりが見つからないかなと探していたんですが…。
これまた白状しますと、以前から会社の花壇に結構多めの多種族コロニーが形成されているのを確認していました。
大抵はクロヤマとかトビイロでしたが、中にはちょっと赤っぽい色のワーカーも。
すわ、アズマオオズアリか?、とGWの休みを利用してコッソリ掘りに行ってみましたら…。
……。
出た…w。
はい!!、ついに第8勢力確保!!。
って…、待て待て待て!!。
えーっと、状況を整理します…。
得られたのは小型種。
色は赤からやや黄色味がかった褐色。
女王とワーカーのサイズ差が甚だしい。
メジャーワーカーは確認されず。
……。
こいつらもしや…。
カワラケアリか?。
忘れもしない、去年の夏。
ワタクシの部屋にやって来て飼育したものの、繫殖させられずに新女王を死なせてしまったあの種族…!!。
まさかここで、コロニーに出会おうとは…!!。
何はなくともとにかく我が家に取って返しコロニーに接続。
早速ワーカーがせわしなく探索に赴きました。
そして…、早い!!。
ちゅうか斥侯の数が他種の比ではない。
採取したのは40匹ほどと思われますが、すでに10匹はコロニー内に入っている。
なにより驚いたのが、ちょっと目を離した隙に女王がとっとと移住を済ませていたこと。
その後も一緒に採取した幼虫をせっせと運搬するワーカー。
更に更に、あ、あれっぽっちの土の中にどんだけ幼虫がいたんだ?。
まだ途中だというのにすでにこの数。
思ったより遥かに多産な種族です…。
翌朝にはすっかり移動が終わった様子。
ちゅうかこの積み上げられた幼虫よ…。
まだチューブ内にもけっこうあるのに。
思いの外幼虫もワーカーもたくさんいたので、現場で採取・導入できる数には限界がありました。
ゆえにここくらいにとどめたのですが、ふと思い至ってしまった。
もしや、幼虫と世話するワーカーの数、釣り合ってないか?。
一抹の不安が沸き起こりましたので一つ試みてみました。
すでに第一次採取から24時間以上経っていましたが、同所・同コロニーから可能な限りワーカーを採取→合流させられないものか。
同じ群れであっても、わずかな間でも離れて匂いを忘れてしまえば敵とみなし攻撃するのがアリという生き物。
だが、それすなわち、試すとすれば逆に今しかないということでは…?。
そんなスケベ心が沸いてしまいまして、ありあわせてつくってしまいました。
吸虫管もどき。
塵止めのメッシュ(古マスクの切れっ端)を装着した右側のチューブを吸えば、左側のチューブからアリが吸い込まれて中央のケース内に入る仕組みでございます。
吸い込みチューブを長くしすぎて案外と肺活量を要したり、アリ以外にもけっこう土屑を吸い取ってしまったりアクシデントはあったものの、これにて再び40匹ほどワーカーを採取。
再び女王たちが入ったコロニーに接続してみました。
すると…。
お?、女王や幼虫がいないせいか、昨日の斥侯よりかなり慎重。
なかなかチューブの出入口から出て行こうとせず、出て行っても途中で引き返したりと遅々として進まぬ接触。
やはり、匂いを忘れたことにより警戒もあるのでしょうか?。
その証拠に、結果を申し上げますと、あったんです小競り合いが。
けっこうその結果犠牲となってしまったワーカーが現れるほどに。
女王アリが合流班の進行方向と真逆の採餌エリア側の小部屋に引っ込んだのを確認。
これにより最悪番兵が倒されても女王は逃げられると判断。
しばらく放置して様子を見る事としました。
そして翌日の夕方。
お、犠牲はあったものの、女王が出てくるほどには落ち着いた。
どうにかカウントした限り、ワーカーの数はおよそ60~70といったところか。
ダメージゼロというわけにはいかないものの、どうにか合流は果たせたようです。
……、三度目の合流…、いや、やめておこう…。
というように、かなりの力技を使いはしたものの、コロニー採取・ワーカー補充は達成できました。
さんざっぱら争いはしたようですが、同時に順応力も高い種族らしく、早くも採餌エリアからの乾燥赤虫運搬を確認。
どうにかコロニーとして回り始めた模様です。
なにより、頼もしいのはいまだにコロニーに入りきらずにチューブ内に堆積するこの幼虫。
正直カウントしきれないし、それ以外にも女王が更に産卵もしたっぽい…w。
これは…、夏までに一気に人口伸びそう…。
一度は立ち上げすらさせてやれなかった種族。
それがここで同種のコロニーと出会い、かなり合流で無茶をさせました。
ここからは、しっかり育てます。
我が家での繁栄を極められるように。
カワラケアリコロニー飼育開始とともに、
目標としていた8種飼育体勢スタートを宣言します。
でわでわ。