みんな同じ! | ハオハオにっき

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ピアノ弾き、ピアノ講師Kaoru先生の愉快でハオハオな毎日を紹介します。

昨日 行われた「ピアノオーディション」、
5人の生徒ちゃんたちがエントリーし
それぞれ精一杯演奏いたしました。


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     終わったらこの笑顔!上手く弾けた証拠かな?



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      最強サポーター、美人ママたちも一緒に!



結果は全員入賞で本選行き(東京)が2人。

頑張った甲斐がありましたね。

おめでとう!

そして、応援してくださった皆さま

強力なサポートをして下さったご家族の皆さま

ありがとうございました。


審査員の先生方からの講評がとても素晴らしくて

心にしみました。

その中で、

「結果に一喜一憂せず、諦めずに頑張って続けてほしい。

継続することが力になります」

という言葉に、思わず大きく頷いてしまいました。

今回、残念な結果だったとしても

「貴方の全てがダメ」と否定されたわけではありません。

今日のコンディションや、楽器やホールとの相性、

そして審査員との相性、

全ての条件が整ったときに「結果が良い」とされます。

つまり、楽器が違ってたら?ホールが違っていたら?

聴いていただく審査員が違う方だったら?

もしかすると、結果は違うかもしれないということ、

をお話して下さいました。

それは、「結果が良かった方」にも言えることだと

私は思います。

結果が良かったからといって、全部が良かったわけではない。

やっぱり、足りないところや

これから勉強しなくてはならない事もたくさんあります。

残念な結果だった方は何が良くなかったのか反省しますが

結果が良かった方は嬉しくて、嬉しくて反省しない傾向があります。

子供だから、仕方ないのですが・・・とても危険!

オハナがぐぅ~んと高くなってしまった人は成長しませんからね!

結果は素直に喜んでいいと思うのですよ。

ただ、自分の演奏について反省することも忘れないでほしい。

要するに、

出演者の皆さんはこの結果にとらわれることなく、

次のステージに向けて

(ステージというのはコンクールばかりではありません)

頑張ってほしいです!

みんな、同じです!



という事で、昨日は生徒ちゃんたちほぼ全員に

「帰ったら、次の練習してね~!」

と、鬼のような言葉をかけて別れたのでありました。

さて、何人の生徒ちゃんが

帰ってからピアノに向かったでしょうか?にひひ





講評ではその他に、

モーツァルトの作品を勉強するときは「オペラを」

ハイドンは「室内楽を」

ベートーヴェンは「シンフォニーを」

聴いてほしい、

という内容にも強く強く共感いたしました!

ウチの生徒ちゃんたちは、ピアノ作品も聴かないからな~!

聴くのも大切な練習。

引き出しをたくさん持っていないと、表現力がつきません!

これは、是非、保護者の皆さまにご協力いただきたいところ。

演奏会へ出かけたり、CDを買ってあげたり、(借りたりでもいいです~!)

よろしくお願いいたします。


あとね、「上手な人はみーんな左手(伴奏)が上手」

と仰っていましたよ。

左手、音楽的に弾けているかな?



私自身もとても勉強になったコンクールでした。

関係者の皆さま、コンクール関係者の皆さま

お世話になりました。

ありがとうございました。



~たまには先生らしいことも書いてみた!~ にひひ