9時50分開始の理由 | ハオハオにっき

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ピアノ弾き、ピアノ講師Kaoru先生の愉快でハオハオな毎日を紹介します。

今日は「慰霊の日」。

沖縄県は祝日で学校、お仕事はお休みです。

私も通常レッスンはお休みにしていたけれど、

今週末のPTNAの予選に向けて

9時50分から補講レッスンを行う事にした。

昨日メールにて生徒さんに連絡。

「Kaoru先生、なんで9時50分?10時じゃないの?」

と思わなかった?Kちゃん!にひひ




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幼い頃から「慰霊の日」は

「海へ遊びに行ってはいけない」

「花火もダメ」

「ピアノも弾くな!」


中学になり、部活へ出かけようものなら

「何の日だと思っているんだ!

一体、顧問の先生は何を考えているんだ」

と父親に叱られました。


そりゃあ、そうだ!

子供の時は理解できなかったけれど

今なら解ります。

(と言ってもウチの父は極端だと思いますがあせる


6月23日は沖縄にとっては特別な日。

沖縄戦が終結した日と言われ

(「組織的戦闘が終結した日」で実際に沖縄戦が終わったのは

もっと後らしい。その間も沢山の人たちが亡くなったそう)

戦争で亡くなった方々を悼み、平和を祈る日なのです。

幼い頃から午後12時になると家族で黙祷を捧げ、

平和を祈りました。




戦後、60年以上経った現在でも

「基地問題」を抱え、

平和の意味を常々考えさせられる環境なのに

今日の日の意味を、上手く子供たちに伝えられていない!

と感じるのは私だけでしょうか?

極端すぎる私の父のように

「部活に行くなんて!」と叱らないまでも

単に「休日!イエ~イチョキ学校休み!」

ではなく、今日の日の意味を感じられるように、

子供たちに伝えていくのが

大人の役目かな・・・と思ったりします。



と言いながらも、

私は朝から夜までびっしりレッスンしましたけれど・・・あせる

私の父が聞いたらなんと言うか・・・

「お前は、馬鹿か!」叫び

間違いなし!



何気ない日常が幸せな事なんだと

改めて感じた今日、

好きな事に打ち込める環境にあるのに

なんだかんだと理由をつけ

一生懸命にピアノに向き合わない生徒たちに激怒!

(しかもコンペに出場するのに!)

今日のKaoru先生は、ちと厳しかったかもね。

でも、君たちは本当に恵まれているんだよ。



私もね!







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せめて午後12時に娘と黙祷を捧げたかった私・・・。

そのためには午前のレッスンを

12時前に終わるようにしなければ・・・

いつもなら10時スタート、それぞれ1時間レッスン、12時終了。

けれど、今日は9時50分スタート、

2人レッスンして11時50分終了。



その後、娘と一緒に平和の祈りを捧げました。

う~とぉ~とぉ~ 祈り




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