ドイツのパブリッシャ10Tacle Studiosが,ハンガリーのStormregionを買収したことを受け,その人気タイトルだったRTS「Codename Panzers」シリーズの版権も,rmt,CDV Softwareから10Tacleへ譲渡された。 この新作となるのが,シリーズでは初めて冷戦を描いただ。まだゲーム自体はほとんど完成しておらず,技術デモに近い状態だったものの,美しいグラフィックスや物理効果で魅せる迫力ある戦闘シーンは,前作から確実にパワーアップしている印象を受けた。 Cold Warの中核をなすのが,一新したGepard3 Engineだ。 Shader Model 3.0をサポートしたことで,フルに頂点/ピクセルシェーディングを生かせるようになり,ライティング効果はRTSジャンルでもトップクラス。時間や太陽の方向によって,石畳の道路やトタン屋根の照り返しが絶妙に変化し,雨が降ると水溜りが出来上がり,雨粒が水面に落ちている様子までが描写されている。次の日が晴れならば,次第に水溜りは干上がっていくというシミュレーションも,細かいながらStormregionらしいマニアックさだ。 爆破による炎上では,その炎が光源となって周囲のオブジェクトを照らし上げ,大型飛行機にはコクピットの中にパイロットが座っている姿まで描かれている。  物理効果も見事で,第二次世界大戦の戦禍から立ち直りかけたベルリンの街並みは,銚膜浔瑩膜摔瑜盲品邸─似茐菠丹欷皮い4笮庭飑`ンが爆撃機の餌食となって,修復中の建物に崩れかかるデモが行われたが,アニメーションではなく物理演算で描写されているので,ドラゴンクエスト10 RMT,その崩れ方は爆破方向や周囲のオブジェクトとの関連で毎回異なるものになるのである。建物の破壊はすべて物理シミュレーションされており,崩れかかるビルの近くにいれば,ユニットにダメージを与えることもあるだろう。 アニメーションといえば,1ユニットにつき1500ほどのアニメーションパターンが用意されているとのことで,待機中の歩兵ユニットはさまざまな動作をしているし,突撃させているときに移動方向を変えると足をキュッと踏ん張って別方向に向かう仕草などが見られる。ただし,いわゆるデスアニメーションというのはなく,死亡時はFPSのように物理演算によるラグドール効果で表現されているので,銚膜蚴埭堡糠磳澐较颏舜丹蔑wばされるとか,仰向けになったりうつ伏せで死んだりと多彩になっているのも特徴だ
関連トピック記事: