皆様、こんにちは。
今回は僕のマニアックな趣味の話をします。
誰でも飛行機を利用した時、離陸前の機内で安全に関するビデオを見せられるのですが分かりますか?
あのビデオはフライトセーフティビデオとか機内安全ビデオと言いますが、僕はそのビデオが大好きなんです(笑)
ビデオでは機内での安全や非常用設備について学んだり緊急時の対処について乗客に必ず案内することが法令で義務付けられてます。その為ビデオ内容として離着陸時の注意、緊急時対応、機内での禁止事項について説明してます。
世界中の航空会社が乗客・乗務員の安全の為にセーフティビデオを独自に制作していますが、映像はお国柄や民族習慣や航空会社の特色などが個性豊かに出来ています。
本日は僕が好きなセーフティビデオをご紹介します。
まず最初は日本のANA 全日空(全日本空輸)です。
余計な演出は加えず必要な案内をシンプルかつ明確に伝えています。世界基準のお手本となる完成度だと思いますが、この映像は残念ながら2014年で使用されなくなりました。
2014年から新たに使用され始めたのがこちらのビデオです。時代の変化に合わせ先進的で直感的に理解出来る映像にブラシュアップされANAの社風を感じるスタイリッシュなビデオになりました。
日本の航空会社は真面目で簡潔な印象のビデオばかりです。乗客の命に関わる案内ですからとても大切だと思います。
ですから、JAL(日本航空)も同じ様に大切な事だけを言葉と映像で誰もが分かりやすいビデオになってます。僕は個人的にはJALの方が見やすくて好きです。
ところが海外では日本と様相が一変します。ビデオの目的は同じですが全く別感覚なビデオをいくつかご紹介します。
まずは僕の中でTOP3に入るエールフランス航空のセーフティビデオを見てみましょう。さすがフランスです。お国柄なのか機内安全にもオシャレ感がハンパじゃありません。
次に他社ではマネ出来ない独自のコンセプトで壮大なスケールと圧倒的な美しい映像がセーフティビデオ界で世界一と思えるオーストラリアのカンタス航空です。毎年改編されるビデオがとても楽しみなんです。
まず最初のカンタス航空は2016年版です。
オーストラリアの壮大な風景が堪能できる映像をどうぞ。
次は2017年のセーフティビデオです。
この年もオーストラリア各地を紹介しながら機内安全について説明してますが前年よりも更にローカル色を強く出したカンタス航空歴代1位の素晴らしいビデオだと思います。
最後にカンタス航空2018年のセーフティビデオです。
この年の内容はカンタス航空が就航してる世界都市を映像で見せつつセーフティビデオの役目を果たしてます。とても独創的で素晴らしい映像の数々に目を奪われます。
いかがでしたか?
とても機内安全を説明するビデオらしくないですね?
でも感動的な美しい光景の映像が沢山ありました。
僕が生まれて初めて行った外国はオーストラリア。
ブリスベンとゴールドコーストへ17歳の時に行きました。往復ともカンタス航空のボーイング747でグアム島上空を飛行中に機長に招かれ人生初のコクピットを見学した思い出のある航空会社です。
次にオーストラリアの隣ニュージーランドはどうでしょう?
こちらも個性的なニュージーランド航空をご紹介します。最初のビデオはニュージーランドの映画『ホビット』を舞台にしています。まるでファンタジー映画です(笑)
他にも映画の『メン・イン・ブラック』を使ったりエンターテイメント性が強い内容のセーフティビデオを今まで作り続けています。ここまでくると本来のセーフティビデオの目的が果たせてるのか不思議に思ってしまいます(笑)
では、アジア地域に目を向けてみましょう。
最初はフィリピン航空です。
ビデオの構成はどことなく欧米他社に似てますがそこはご愛嬌。僕が20代の5年間を駐在として過ごした思い出のフィリピン。何度搭乗したか分からないほど利用しました。
こちらは毎年ベストエアラインとして高い評価のシンガポール航空です。優雅な音楽とシンガポール独特の光景に目が奪われますが本来のビデオの目的は果たしています。
そして、こちらはタイ王国のタイ国際航空。
特筆すべきはワイプでの手話通訳がありますが実は他社のビデオでは殆ど見ません。タイの優しいお国柄が表れてます。
こちらは同じくタイ国際航空の最新鋭機ボーイング787型機でのセーフティ・ビデオです。
映像が一気に先進的になりました。そして実際にライフジャケットを膨らませるシーンはとても珍しく僕は初めて見ました。でも、実は実際にライフジャケットを膨らます映像を乗客に見せる事は賛否があると思います。
なぜなら、緊急事態で飛行機が不時着した場合に機外へ脱出する前に絶対に機内で膨らませてはいけないからです。飛行機が海上や水上に不時着して機体が沈んでる時にライフジャケットを機内で膨らませた場合、浮力で体の自由が奪われスムーズに機外へ脱出が出来ません。最悪の場合、機内から脱出できず溺れてしまうので大変危険です。
それでは、これから航空業界の最大マーケットであるアメリカ合衆国に目を向けてみましょう。
アメリカの航空会社は今まで紹介した航空会社とはまた雰囲気がガラッと変わります。どの会社も凛々しく格好良さがあります。そして、どことなく自身に満ち溢れた雰囲気を感じさせます。
最初はデルタ航空をご紹介します。
デルタ航空からの最初のビデオではキャビンアテンダント歴代の制服が次々に登場します。
こちらはデルタ航空の世界グローバル版のセーフティビデオで、主に国際線の運航便で使用されています。
他にもデルタ航空の従業員によるビデオもあります。各部門のスタッフが一丸となり安全に取組まれてる印象です。何より携わる人達の顔が見えるのは安心感を持ちます。
次はアメリカン航空です。こちらは先進的な映像でアメリカらしい様々なアイデアが映像に盛り込まれています。理解のしやすさはトップクラスではないでしょうか?
そして、アメリカの航空会社を語る上で忘れてならないのがヴァージン・アメリカ航空です。
これがセーフティビデオとして認められたことが凄いです。どう見てもミュージックビデオです。ヴァージンアメリカは2007年8月から格安航空会社として運航してましたが2018年4月にアラスカ航空に統合され消滅しました。
アメリカには他にも有名な航空会社がありますが紹介はこの辺までに・・
と言った僕は大失態を犯しました。僕は最も忘れてはいけない航空会社を思い出しました。慌ててこの記事だけを深夜2時に加筆しています。多くのアメリカ人にとって思い入れがある航空会社で僕はこの会社がCMで使ってたBGMが大好きでした。
その航空会社とは・・ USエアウェイズ です。
この会社は僕がロサンゼルスからラスベガスへ行く時に何度も利用したアメリカ・ウエスト航空と合併した会社です。しかし2015年にアメリカン航空に吸収され消滅しました。ハドソン川に不時着して乗客を救った航空会社として映画化もされました。
このテーマ曲の他にもキャッチフレーズの『That's why I fly US Airways』が大好きでした。この航空会社を評価してた企業の人達が出演してた当時のCMをご覧下さい。当時を想い見返すと泣けてきます。【BriarTek編】
【Petsmart編】
次のDHL社員が出演するCMでラストにUSエアウェイズのエアバス機が離陸する凛々しい勇姿は感動的でした。
ここまで思い入れのあるUSエアウェイズのセーフティビデオをご紹介しない訳にはいきません。
そして、このUSエアウェイズがアメリカン航空に吸収合併される事を告知するCMは何とも言えない感情で溢れました。新しい時代の幕開けです。
それでは、そろそろ今回の記事を終わりたいのですが最後に番外編として2本の動画を紹介します。最初はエールフランス航空のセーフティビデオで流れてた音楽の原曲MVです。曲はGLASS CANDYの『WARM IN THE WINTER』
そして今回の記事の最後を飾るのは、ANA全日空の搭乗時と降機時に機内放映されてた映像です。葉加瀬太郎さんのバイオリンが心に染みます。この音色に何度勇気付けられたことか・・
今回は世界中の様々なフライトセーフティビデオを紹介しました。興味ない方には全然面白くなかったと思いますが、こんな世界がある事を知って頂ければ幸いです。
最後までご覧頂きありがとうございました。




