●<道警自白強要訴訟>受刑者の慰謝料請求棄却が確定 | ニュースで法学

●<道警自白強要訴訟>受刑者の慰謝料請求棄却が確定

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<道警自白強要訴訟>受刑者の慰謝料請求棄却が確定

 北海道恵庭市で00年3月、職場の同僚の女性会社員(当時24歳)を殺害したとして、殺人罪などで懲役16年が確定した無職、大越美奈子受刑者(36)が「逮捕前に道警の任意の取り調べで自白を強要された」として、道に慰謝料500万円を求めた訴訟で、最高裁第3小法廷(藤田宙靖(ときやす)裁判長)は21日付で、原告側の上告を棄却する決定を出した。請求を棄却した1、2審判決が確定した。
 原告側は「容疑者と決めつけられ、取り調べの際に大声でどなられたり、帰宅を拒まれて自白を強いられた」などと主張したが、1、2審は「捜査が違法とは言えない」と判断した。大越受刑者は刑事裁判でも無罪を主張していたが、今年9月に上告が棄却され有罪が確定している。【木戸哲】

(毎日新聞) - 11月24日18時55分更新

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