●オランダ:イスラム女性の「ブルカ」禁止法案を提出へ
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オランダ:イスラム女性の「ブルカ」禁止法案を提出へ |
毎日新聞 20061118 取得 元記事 |
オランダ:イスラム女性の「ブルカ」禁止法案を提出へ
下院の総選挙を22日に控えたオランダで、中道右派政権が17日、イスラム教徒の女性が顔や体を覆うブルカなどを公共の場所で着用することを禁止する法案を国会に提出する方針を閣議決定した。 フランスが04年、公立学校でイスラム教徒のスカーフなどの着用を禁止する法律を施行し、大きな論争になっており、法案が成立すればイスラム教徒の反発を招きそうだ。 キリスト教民主勢力(CDA)のバルケネンデ首相率いる政権は、労働党など左派と激しい選挙戦を展開中。法案の成否は総選挙の結果次第となる。 強硬な移民規制政策で知られるフェルドンク移民・社会統合相によると、法案は「公共秩序の維持と国民の安全確保」を目的とし、ブルカなど個人の識別を困難にする衣装の着用を官庁、学校、駅など「公共の場所」で禁止する。 ブルカは頭から足までを覆うベール。オランダで着用しているのは100人程度とされ、イスラム教団体などは「集票を狙った過剰な措置だ」と反発している。(共同) 毎日新聞 2006年11月18日 12時47分 |
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