橋下体制はいい加減止めなければ日本が危なすぎる気がする。

前々からずっと危惧はしていたけれども、あまりにもタレント出身の人が知名度だけで地位を獲得して権力を持ち、濫用するという実情を国民は見定めなければならない。

「この人ならきっと何かやってくれそう」って何の根拠で言ってるわけ?ただひたすらに口だけ達者なところをテレビで見せつけて既存体制の悪しき所のみを批判するという姿を見ているだけであって、それが本当にすべてなわけ?


知事や市長になったからといって自分の政策にすべて賛成されているのだとする解釈はそもそも話にならないし、たとえば教育において教育目標を首長が独断で決めるというのは思想統制にもつながりかねないし、個性を重視して豊かな人格を形成する本来の教育目標に反するはずであって、結局は民主主義にも反するはず。


ましてや彼の政治塾には政治初心者も含まれているにもかかわらず、ただ橋下ブランドのついた政党が次の衆院選で票を獲得すると彼らが国を引っ張る権力者となる。すると、政治塾で仮にもあらゆる思想を注入されていたりすると国家を動かすことになりかねない。


普通ならば、現在の国の体質を変えてくれる存在は救世主として市民には映り、メディアも同調して盛り上げるのだろう。しかし、そのように伝えられて実際に権力を持ってから別の方向に走り始めるとしたらどうだろう。

潜在的な思想を政策目標には反映させず、権力を有してから顕在化させるとしたら、どうなるのだろう。


今日のあるニュースでこんな話があった。

橋下政治塾のあるグループディスカッションで徴兵制がテーマになったそうだ。

すると25名中20名が賛成だったらしい。

このような人たちが国会議員となり、国を引っ張っていくとしたらどうだろう。

この国はどうなるのか。

国を守るために、男は必ず軍隊へ入る、そんな時代がまた戻ってくるのだろうか。


こんな世の中にしないためにも、暴走を今、止めなければならない。


そう思います。