本日は、中村勘太郎・七之助兄弟による「錦秋特別公演」鑑賞に、日本青年館へ。

歌舞伎界のサラブレッドと呼ばれるこの兄弟は、幼少からテレビのドキュメントを見ながら追っているせいか、そんなに年は変わらない(いいすぎ?)ものの、親戚のおばちゃん目線で見てしまう傾向がある。

私の、個人的歌舞伎デビューは去年の浅草歌舞伎からで、半分ミーハーなノリなのだが、そのとき初めてまともに歌舞伎に触れ、すっかり魅了されてしまった。そして今年の浅草歌舞伎で「鏡獅子」の素晴らしい演舞を見て以来、七之助に胸キュンしてしまった私。


もともとは七之助目当てでチケットをゲットしたのだが、やはり兄弟のバランスが素晴らしく、息の合った演舞も素晴らしかった。お兄ちゃんのキャラも大好き。

幕間に日テレアナウンサー司会による二人のトークも見ることができ、お兄ちゃんが「相撲界の兄弟とは違って、仲良しだけが取り柄です(笑)」なんてサービストークもあり~の、客席からのワイドショー的な質問にもうまーくかわし~の、ますますファンになってしまった♪


3演目中真ん中は、中村勘三郎一門の若手による演目だったのだが、やはり中村兄弟二人はうまいんだなぁと実感。今回は3演目とも舞踊の演目だったのだが、踊りのメリハリが違う気がした。あとはやはり、好きな演者がやっているか否かで、こうも興味がなくなるのだなぁとも実感。なんでも、きっかけがミーハー気分だと自分なりに楽しめるものですな。