脳を訓練して思いやりを育むことは可能であると研究で示される 、その1 | 真実と幸せ、科学をサポートする ラエリアンハニーリーです

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弥勒菩薩ラエルのコメント:これはとても重要な研究です。そうです、大人た 
ちに思いやりを教え育み、しかも誰もがこの惑星で違いを生み出し、世界を変 
えることが出来る、ということが示されています。とくに政治家やジャーナリ 
ストたちに対しては、これを義務的なトレーニンにすべきです。 
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■脳を訓練して思いやりを育むことは可能であると研究で示される 
(Brain Can Be Trained in Compassion, Study Shows:5月25日英語版配信分) 


古代仏教の瞑想法の一つに、苦しんでいる人々に対する愛情深い感情を増大さ 
せるものとして慈悲の瞑想というものがあるが、研究者たちはこの方法を用い 
て、若い成人たちに訓練を行った。 


2013年5月22日-利他行動の動機となり、苦しんでいる人々を多少なりとも気 
にかける感情的な状態、つまり同情心を養う人間の可能性について、科学的に 
は現在までほとんど知られていなかった。 

ウィスコンシン大学マディソン校 ワイズマンセンター「心の健康研究所」の 
研究者たちによって行われた新たな研究では、さらに慈悲深くなるよう、成人 
たちを訓練することは可能であることが示されている。科学的心理学会が発行 
するPsychological Science誌に発表された報告書では、同情心において訓練 
を受けた成人たちは、より一層の利他行動をとる事ができるようになるか、ま 
た同情心の裏に潜む神経系において、関連した変化が起き得るか、ということ 
について調べている。 

「私たちが抱いた根本的な疑問は、“成人が同情心を訓練し、学ぶことができ 
るのだろうか? もしそのような思考態度を練習すれば、もっと愛情深くなれ 
るのだろうか?”というものでした」と語るのは、この研究の筆頭著者で、臨 
床心理学の大学院生であるヘレン・ウェンさん。 

古代仏教の瞑想法の一つに、苦しんでいる人々に対する愛情深い感情を増大さ 
せるものとして慈悲の瞑想というものがあるが、この研究では、研究者たちは 
この方法を用いて若い成人たちに訓練を行った。参加者たちは瞑想の中で、誰 
かが苦しんでいる様を心に描き、それからその彼または彼女が苦しみから開放 
されることを願うよう練習を行った。彼らが同情心に集中するのを助けるため、 
「あなたが苦しみから抜け出せますように。あなたに喜びと安楽がもたらされ 
ますように」というような言葉を復唱してもらった。 

参加者たちは、さまざまなカテゴリーの人々を対象に練習を行った。まず初め 
に愛する人、そして友人や家族のように、同情心を容易に感じれる誰かを対象 
に。次に自分自身に対して。それから見知らぬ人に対して。そして最後に、一 
緒に仕事をする仲間やルームメイトなどで、煩わしく感じる「気難しい人」と 
呼ばれる、実際にぶつかり合ったことのある誰かに向けて。 

「一種のウェイトトレーニングのようなものです」とするウェンさんは、さら 
にこう語る。「この体系的な学習法を用いることにより、人々が同情心という 
名の“筋肉”を鍛え上げ、気にかけて、助けたいという欲求で他者の苦しみに 
応じることが実際に可能である、ということを私たちは見出しました」 

同情心のトレーニングは、認識の再評価(ネガティブに感じないよう自身の考 
えを再構築することを学ぶ方法)を学習する対照群(※)との比較が行われた。 
両グループには、1日に30分、計2週間にわたり、インターネットでガイド 
用の音声教材を聞いてもらった。「比較的に短期間で、人々が情緒的な習慣を 
変え始めることができるのかどうか、私たちは調査したかったのです」とウェ 
ンさんは話す。 

※訳注:臨床試験において、研究中の新しい治療・措置を受けない群。この群 
    は、新しい治療・措置に効果があるかどうかを確かめるため、新しい 
    治療・措置を受ける群と比較される。 



Source: http://www.sciencedaily.com/releases/2013/05/130522160352.htm