こんばんは〜
ピンクリボンアドバイザー中級認定証が届きました
アドバイザーらしく。。
がんのリハビリテーションについて
がんのリハビリテーションは、症状緩和や治癒を目指して治療の場面に限らず、がんと診断された後、治療による合併症や後遺症などを予防する目的で治療が始まる前に行われることもあります。
病期ごとに目的に応じたリハビリテーションがあります。
※国立がんセンターがん情報サービス
『がんとリハビリテーション医療』より
具体的には。。
予防的（がんと診断されたとき）
治療に備えて口腔内の合併症の影響を防ぐため歯科衛生士の口腔ケアを受ける
回復的（治療を開始したとき）
脇の下まで手術したので腕の動作への影響を抑えるために筋力アップの訓練をうけた
維持的（再発、転移があった時）
リンパ節切除による浮腫が日常生活に影響しないようマッサージ等のアドバイスを受ける
緩和的（緩和を中心とした医療が行われたとき）
家で過ごす希望と日常動作に関する不安をケアマネに相談
がんのリハビリテーションには様々な職種の方々がチームで取り組んでくれます
医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、薬剤師、心理士、管理栄養士、ケアマネジャー、メディカルソーシャルワーカー、介護福祉士etc。。。
そしてそれはがんの治療施設や連携先で受けられるものもありますし、医療以外のサポートである場合もあります。
がんのリハビリテーションに限らず総合的な相談窓口としてがん相談支援センターがあります。
がん診療連携拠点病院などに設置された相談窓口で、その病院の患者ではなくても無料で受けられます。
地域によってはピアサポーター（がん経験者）が悩みや不安を聞いて、経験からの視点でアドバイスするといったサポートが受けられるところもあります。
がん専門看護師さんがいない病院では、こういう相談窓口があることを医療従事者でも知らないということもありますので、何か相談してみたいことがあったら、まずはお近くのがん診療連携拠点病院にお問い合わせしてみるのがよいかなと思います