ここ数年の健診でのヘモグロビンA1Cは下矢印

2016年  5.5
2017年  5.7
2018年  5.4

2017年の5.7が気になりますけど、2018年には5.4に下がったことで、このままの生活を続ければ、5.5前後でいけるかなっていう過信がありました。

そして今回食後高血糖がわかった時に、イノッチ先生に確認してもらったら2019年8月の乳癌のオペ前の血液検査では5.6でした。

そこまではまぁ順調だったわけですキョロキョロ

健診でのヘモグロビンA1Cの基準は少し厳しめで5.5までが正常値となってることが多いです。
メタボメタボと言われるようになってから、血糖値に限らず血圧やコレステロール値も厳しくなってるように思います。

5.6以上で、他にもコレステロール値や中性脂肪、血圧、胸囲などがメタボ基準を超えていると保健指導になる場合がありますが、私はヘモグロビンA1Cだけが、たまに正常値を超えただけなので、保健指導になることはありませんでした


上矢印これが私の場合、落とし穴でもあったわけです。


今回調べてみて私は食後すぐに血糖値が爆上がりする血糖値スパイクが起こっていることがわかりました。


でも下がると正常値にもどってしまうんです。


健診で調べる空腹時血糖はいつも正常。

食後高血糖があっても、空腹時には正常値に戻るので、ヘモグロビンA1Cも高めではあるけれど高め正常値だったわけです。


今回、精密検査をして診断までたどり着いたのは、昨年12月と今年5月の健診で2回連続空腹時血糖値が104だったこと(109までは正常値ですが)に危機感を感じたからです。今まで空腹時血糖値はだいたい90前後だったので。血糖値を気にしてきたからわずかな変化を察知したんですねキョロキョロ

普通の方は多分気に留めないと思います。


そして精密検査でいわゆる『隠れ糖尿病』だったことがわかりました。これは健診ではスルーされますびっくり


抗がん剤治療を始めた時はまだ境界型だったかもしれませんが、そうは言っても正常ではない血糖値で、私は抗がん剤治療を始めたわけです。。

抗がん剤治療が衝撃的すぎて、意識がそこだけに向いていたのは言うまでもなく。。

とにかく副作用を乗り越えること、特に私は吐き気に異常なほど恐怖感を抱いていたので、とにかくしっかりと吐き気止めを使ってコントロールをしてもらうことに必死でした。。


でもこれが、私の血糖コントロールを不良にしていった1つの要因かもしれないです。

糖尿病内科の先生はそれもあるかもと言葉を濁しましたが、、イノッチ先生にも聞いてみようかと思ってます、今更だけど。。


注意抗がん剤治療中に使った吐き気止めに(点滴、錠剤ともに)ステロイド剤があります。

その副作用に血糖値上昇があり、もともと糖尿病の患者だった場合は糖尿病が憎悪する場合があると。。注意


上矢印この情報は私は心の深くに持っていたんです。過去に友人が腎臓の病気で入院した時に、治療にステロイド剤を使っていて血糖値が上がるらしいってことを聞いていたからです。だからもともと境界型で血糖値が高めだった私もそれでコントロール不良になったのではないか。。


でも抗がん剤治療中に全く‼️思い出しませんでした。。。ショボーンショボーンショボーンショボーン



私が何故、もっと自分の身体のことに気を使えなかったんだろうと思ったのはそういうところですえー


まず血糖値が高めであることを先生に申告しておくべきだったなと思いますし。。

何故、ステロイドのことを思い出さなかったんだろうというのもありますし。。

抗がん剤中は食欲低下もあったし、回復期には運動を続けていたので、血糖値は大丈夫だと勝手に思っていました。だから健診もスキップしました。

それも甘かったなと思います。。


今思えば、とにかく私は異常なほど眠気があったんです。そのことをイノッチ先生にも加療センターの看護師さんにも言ったけど、副作用で眠気を訴える人はあまりいないと。。看護師さんは吐き気止めの副作用も知らべてくれたけど、眠けの副作用はなかったと。。


でも食後に強い眠気がある場合。。下矢印これ



私はこれに該当していたのかもしれないなと思いました。。


術前のA1C5.6から2年で0.4も上がってしまったのは、単に生活習慣では考えられなくて💦

そもそも抗がん剤治療中はむしろ食べれなかったわけで、そしてこのコロナ禍で外食は減っていますし、、

そうなるとなんらかの他の要因が血糖コントロール不良へ影響した。。


それが私の場合、乳癌の治療だったのかもしれません。。あとストレスも。。

治療中にこのことを思い出して、先生に相談していたら、ステロイドじゃない吐き気止めを使えたかもしれない、そしたらこんなにコントロール不良にはならなくて乗り越えたかもしれない。。

考えても仕方ないのにずっとずっと考えてしまっています。


🏥病識を持つこと🩺


病院病識とは病的な状態にある人が、自分が病気であることを自認していること病院


病院勤務を経験して、患者になったとき、病識を持つことは すごく重要と思っていました。そして、ある程度、自分の病気に対して知識を持っておくことも。医療者も完璧ではありませんから、患者自身が自分の状態や、既往歴に関して知っていて、情報を伝えられることで、治療の方向性が変わることだってあるかもしれない、もっと良い治療法が選択肢に加わるかもしれない、逆に出来ない治療が出てくるかもしれない、そう思っていました。


そう思っていたのに、私はそれが出来なかった、それが悔しくて仕方ないですえーんえーん


乳癌の時もそうだったけど、気持ちを切り替えて進んでいくしかないのだけど、今もまだ気持ちが追いついていません。。。これからまた一歩一歩。。です。


とりあえず、来週のイノッチ先生外来でどうするか相談してきます。今の時点では一度大学病院の糖尿病内科に院内紹介してもらおうと思ってますおねがい


そのまま大学病院で内科と外科とでフォローしてもらうか、先日のクリニックにもう一度戻るかは大学病院の先生にも今回の結果を診てもらって決めようと思ってますニコニコ


あと内科の先生が優しかったら大学病院にします爆笑

イノッチ先生以上の先生はいないと思うけど、やっぱり話しやすさが最優先なので‼️



クローバー私と糖尿病クローバー今回で終わりにします

長らくお読み頂いてありがとうございました

糖尿病のイメージが少し変わったと思って下さる方が増えるといいなぁと思って、ブログに今までの経緯を記すことにしました。


生活習慣病という言葉が定着して、糖尿病は不摂生な生活をしていたからなるべくしてなったというようなイメージが世間一般にあって、それは一般の人に限らず医療従事者ですらそういうイメージを持っている人は少なくないと思います。

健診で指摘されても放置して、生活習慣を変えなかったために糖尿病になってしまったという人も多いと思いますが糖尿病の患者さん全てがそうではないということを知って頂けたら幸いですちょうちょ