33歳で乳癌検診を受けようと決心した私だったが、やはり敷居が高い。

それで東京に遊びに行くついでに若い人でも行きやすい雰囲気ところを見つけて行ってみようと思い立った。

ネットでお洒落なクリニックを探して行ってみることにした。
帰りは新宿か渋谷で買い物して帰ろうと遊び感覚で向かった。

マンモグラフィは痛くて嫌だという人も多いけど、子宮ガン検診はすでに経験済みだった私は、子宮ガン検診よりずっとマシと思った。

特に異常ないですね、という言葉を聞いて帰るはずだった、、、

でも先生から出た言葉は怪しい石灰化があるのでマンモトーム生検を勧めますという思いもよらない言葉だった。

怪しい石灰化。。お母さんと同じじゃん。
私も癌なんだ。。どうしよう。治療は地元じゃないと出来ないし、わずか数分の間に色々なことを考えて、最初に出たのは癌だったら初期ですか?という質問。

その答えは、うちのクリニックは初期になる手前の超初期で見つけたいと思っていますが、癌だとしたらその段階は過ぎています。
という言葉だった。

もう癌なんだとしか思えなくて、地元の病院で治療したいので生検もそちらで受けますと言って紹介状を書いてもらい終了した。

東京で遊んで帰る時間はたっぷりあったのに、夜まで遊んで帰るはずだったのに、どこにも寄らずに帰りの電車に乗っていた。