昨日、新しくオープンした岸和田観光交流センターオープニングセレモニーのイベントとして

私たちの人形劇「たこじぞう」をさせていただきました。


岸ぶらさんが記事にしてくださいましたー!


岸ぶら 



みなさんに喜んでいただけて良かったー。


定期開催と書いてますが、ほぼ決まってないので公民館などで呼んでいただけると嬉しいですー。

世代を越えて見て頂きたい岸和田の伝説です。


記事で書いてくれていますが、よく話されている「たこじぞう」のお話は、この「岸和田合戦」を描いた部分だけで、その前後はあまり語られていません。


私たちは天性寺にうかがい、お話を聞かせていただき、

そして天性寺に残る「天性寺聖地蔵尊縁起」をくまなく見せていただいて、

それをすべて人形劇にしたのです。


南北朝の時代の前から、ここにあった七堂伽藍の美しいお寺。

そのお寺にあったお地蔵様が時代の中で、戦乱の世を駆け抜け、

人々とともに生きていく。

この岸和田の町が作られ発展していく真ん中にお地蔵様がおられる。

「どこにも行きとうない」

と国替えの殿様の誘いも断り、

「修理の者を岸和田へ呼び寄せよ」

と注文もつけて爆笑

とにかく

「岸和田に縁のある身である」

と何度も何度も。。。


このお地蔵様は、岸和田が大好きなんやなぁー❤


去年和歌山大学で、「岸和田の寺社縁起」の展示がありました。

そこで一番に展示されていたのが、この縁起絵巻。


お地蔵様とともに町の発展が描かれ、人々とともに岸和田の城下町が形作られてきた情景が描かれている。


と書かれていた解説に、なるほど!!!

と思いました。

その解説の言葉が、もしかしたら今回の台本を書く柱になったかもしれません。


とにかく、この大作を一つの劇にまとめるのは難しかったですが、なによりももともとの

「天性寺聖地蔵尊縁起」

がおもしろいので、それに沿って書いていきました。


こんな時代を駆け抜けたお地蔵様が、どうして今南町の天性寺におまつりされているのか。

そこまでの壮大な物語。

知ってほしい物語です。