
昨日は一日ヘイズ中村先生の講座に参加して参りました。
午前の部は「トート・タロット講座」の第一回、
午後の部が「ハーブスペル(魔女のハーブ魔術)講座」と、
一日本物の魔女から魔法の世界について
お話を伺うことができる貴重な講座です。
従来の私なら、
(「タロット?」「魔女・・ハーブ・・?」
どれだけ”キラキラふわふわ”なんやろ・・・・・・・)と、
通りすぎてしまいそうなお題目なのですが、
何しろヘイズ先生の講座です。
昨年初めて「水晶球霊視講座」に
参加させていただいてより、
「ダウジング・ペンジュラム講座」や
「キャンドル占い講座」と、
参加をさせていただきましたが、
どの講座もすべて、
3次元の世界の話とエネルギー世界の話の線引きについて
少しも曖昧さなく明確にお話になりながら
初心者の為に実際的なテクニックを教えてくださる
素晴らしい講座でした。
ヘイズ中村先生の
魔女とお茶会&水晶球霊視講座に参加しました。
ヘイズ中村先生の
「ダウジング・ペンジュラム」講座を受講しました。
ヘイズ中村先生の
「キャンドル占い」講座に参加しました。
ですから当然、
巷にはびこりまくっている
”キラキラふわふわ”とはまるで違う、
本格的なお話を
お聞かせいただけるに違いなく。
世界のシャーマニズムに興味のある私には、
ペイガニズムや魔女についてもやはり興味をもっています。
しかし専門家の方からお話を伺えるチャンスは
そんなに多くは無いものです。
そんなわけで
ワクワクと会場へ向かったのでした。

トート・タロットは有名なオカルティスト
A・クロウリーが考案したタロットカードです。
近年では様々な小説や漫画、またアニメなどでも、
クロウリーをモデルやモチーフにした
キャラクターがいるので、
そちらで知っている方もいらっしゃるかもしれませんね。
D.Gray-manのアレイスター・クロウリー三世などは、
名前もズバリいただいてるキャラです。
しかし、彼は架空の人物などではなく、
1875年生まれの、ジミーペイジやデヴィッド・ボウイなど
有名人のファンを多く持つ実在の人物です。
実はヒマラヤ登山などでも名前を残した人物でもあります。
またブッシュ元アメリカ大統領の母
バーバラ・ブッシュさんが
クロウリーの孫という話もあったり。
何かと話題の豊富な人ですね。

Thoth Tarot Deck/United States Games Systems

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クロウリーは牧師の息子でしたが、
ビール醸造を行っているかなり裕福な家庭で、
しかも父が早くに亡くなった為、
その遺産でオカルト研究を行ったのだそうです。
「聞く耳があるものだけ聞くが良い」
クロウリーの著書に必ず出てくるというこの言葉は
一定水準の学問的教養や
オカルト的必要知識を持っていることが
自分の著作を読む前提であるとしていることを
言っています。
ヘイズ先生からこのことをお聞きした時、
クロウリーという人の人となりが
少し見えたような気がしました。
トート・タロットそのものは、
「クロウリーが生きている間には
タロットカードにはなっていない」ので
当然、彼自身は
タロットとして使ったことがありませんでした。
しかし、クロウリーの芳醇なオカルト的知識を
象意を持って表しているカードであろうことは
想像に難くなく、
それゆえに「護符になるカード」など、
様々な言説が流布していったのだそうです。
(先生は、カード「そのまま」では護符にならないと
はっきりおっしゃっていらっしゃいました。)
中には、「直感だけで読むことができるカード」だの、
製版上の都合から入っているだけの余分のカードに対して
過剰な意味を作り上げるなど、
ゆるふわスピと変わらないようなことが
流布しているそうです。
時には鑑定の際、実際には使用しないのに、
「プロっぽく箔がついて見えてお客の受けがいいから」と
机の上においておくような方もいるそうです。
(まあ、インテリアのひとつだと思えば・・

クロウリーが聞いたらひっくり返るのではないかと
思わず苦笑してしまいました。
講座ではこういったカードの成り立ちやその周辺の話、
また、クロウリーが誕生する以前の
近代世界の歴史的状況や
ヨーロッパにおける当時の価値観や宗教観など
現実的なバックボーンを多角的な視点でお話くださいました。
そのおかげで、薔薇十字団、錬金術の発生、
そしてクロウリーという
一人のオカルティストへ結実していく流れが
とてもわかり易く理解できました。
記事の一番上に貼った画像は、薔薇十字ですが、
以前はこれもいまひとつピンとこなかったのですが、
今回の講座で、「なるほど!」「なるほど!」と。
(薔薇十字に萌えたのは私だけです・・恥)
第二回目が今から楽しみです。

そして午後は、「ハーブスペル」講座です。
ヒルデガルド・フォン・ビンゲンの裏話的なお話に、
思わず吹き出したり、
魔女たちが全身に塗りこんでいた
「空飛ぶ軟膏」の
伝統レシピと現代レシピを教えていただいたり。
しかしながら、一番心に残ったのは、
いただいたテキストの
一番最初に太文字で書かれていた言葉です。
「ハーブスペルで最も気をつけねばならないのは、
月の位相でも惑星時刻でもなく
アレルギーの有無である」
まったく当然の話なのですが、
こういったスピやオカルトの場では、
大抵おざなりにされてしまったり、
時には無視されてしまいがちな話です。
テキストには、アレルギーの
即時反応と遅滞性反応についてに、
アナフィラキシーショックについての他、
私が非常に重要視している
「わかりにくいアレルギーの出方」についても
一覧表で書いてくださっていました。
「命と引き換えにするほどの
願望成就はないと心得よ!」
このハーブスペル講座では、
自分の願望を叶えるテクニックを教えていただきましたが、
なにより、このような現実的かつ、一番大切な事を
まずきちんと最初に注意点として示してくださる・・
この講座に参加させていただけて本当に良かったと
心のそこから思いました。
上の物が燃えている画像は、
今回教えていただいた「願望実現マジック」です。
「願い」の成就には、「正当性」が必要であり、
また、「実現」の際には「何かが失われる」ことも
知っておかねばなりません。
その為にはどのようなことをすれば良いのかを
心の中に改めて刻み直しました。
ちなみに、今回おこなったハーブマジックの結果は、
早ければ一週間ほどで願望成就するそうです。
(実行した方の過去の実例として、
50万の臨時収入を願った人が
一週間後に50万のお仕事が入ったのだとか!)
私の願いも・・・もし叶ったら嬉しいのですが


ちょうど欲しいと思っていた
占星術と魔術の本を先生がお持ちでしたので、
サインをしていただいて購入。
帰り道から早速読み始めています。
古典西洋占星術 魔術編 (エルブックスシリーズ)/学研マーケティング

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amazonにはまだ在庫が少しあるみたいですので、
もし興味がある方ははぜひどうぞ。















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