
相変わらず旧ソ連のイメージが強いロシア。
宗教なんて信じていない、
強面共産国のイメージです。
ところが私達が想像する以上に、
ロシアには仏教徒がいることをご存知ですか?
現在ロシア国内には、
およそ150万人の仏教徒が住んでいると言われています。
シベリア方面は仏教徒が多く住んでおり、
中でも西のカルムイク共和国や
トゥヴァ共和国にブリヤート共和国などは
ロシア内では仏教国として知られています。
そしてそこでの仏教は、
日本で多く信仰されている仏教と同じではなく、
おもにチベット仏教を信仰しているのです。
太陰暦でのお正月にあたって
ウラジーミル・プーチン大統領は、
クレムリンのサイト上で、
ロシアの仏教徒達にお祝いのメッセージを送った。
チベットやモンゴルの仏教徒達と並んで
ロシアの仏教徒達も、
日曜日から月曜日にかけての深夜、
太陰暦でのお正月、あるいは「白い月」の祭りを迎えた。
プーチン大統領は、メッセージの中で次のように指摘した―
「太陰暦での新年を意味する白い月の祝日は、
古くからの素晴らしい伝統を持ち、
今や我が多民族国家ロシアの
極めて豊かな精神的文化的遺産の不可分の一部となっている。
仏教組織が、我が国の生活に積極的に参加し、
若者達の精神的道徳的教育の改善と
宗教間対話の発展に重みのある貢献を果たしてくれている事は
嬉しい限りだ。
また仏教組織の活動は、
社会の平和と市民的和合を維持する上で重要である。」
--ヴォイスオブロシアより引用
『白い月』とは、
モンゴル民族のお正月の祭りを指します。
「ツァガンサルを過ぎたら春。ナーダムを過ぎたら秋」という
モンゴルの言葉がありますが、
日本的に言えば、お正月とお盆のようなもの。
(暑さ寒さも彼岸まで、みたいな言葉ですね)
その昔は秋の乳製品が出回る時期に行っていたそうなので、
秋分にモンゴルへ帰ってきた際に行われた、
収穫の祭りだったのかもしれません。
今では、モンゴルのみならず、ブリヤート共和国や
ザバイカリエ地方、トゥヴァ共和国など、
チベット仏教を信仰する国々で
『白い月』は立春の後の最初の新月の日
即ち太陰暦のお正月の日の祭りとして祝われています。
「白」はモンゴル人にとって、清浄な色であり、
神聖、最高、平安であるという意味をもっています。
また、物事の始まりや新らしいスタートの意味だそう。
つまり『白い月』とは「新しいはじまりの月」なのです。
プーチン大統領がこの『白い月』を、
古くからの素晴らしい伝統と言っているのですから、
この祭りは、ロシアでも
かなり古から定着しているものなのでしょうね。
※上記画像はブリヤートの仏教寺院















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