おげんきでがんすかー!

看板持ち



こんにちは。


絶好調とは遥かに遠い体調ではありますが、
次の通院日まで耐えるしかない!


調子が悪いと気持ちも落ち込みますね真顔



…それで…

優しい気持ちになりたいので、今日はうちの
四足歩行らのことを書きます。
長くなるかもしれませんがよろしくお願いします。



いまうちには保護犬1匹、保護猫2匹、
ホームセンターで買った亀が1匹
(この亀次郎が1番先輩)います。


そして、
このこらが来る前に一緒に暮らしていたのが、
東日本大震災の被災犬
(当時は被災犬と呼ばれていました)、
もっくさんでした。



もっくさんと娘(12年くらい前)



11年前


東日本大震災で大きく被災したのは主に沿岸で、
内陸はわりと早くライフラインが復旧しました。


私は考えていました。
何か出来ることは無いかと毎日。


旦那は仕事(スパゲティ屋さん)ができない時期には
沿岸へボランティア参加していましたが、
なにせ当時は娘がちっこいので私には無理悲しい


スーパーで小銭を寄付するくらいしかできない…
もっと何かしたい…と思う日々。


3月末頃だったかな、
テレビのテロップに被災犬の情報が流れたんです。詳しくは思い出せないけれど
確か連絡先かなにかが表示されてました。

これだ。

と、思いました。



ほんっとに、後先考えず、
旦那にも誰にも相談もせず
すぐに電話をかけ、
施設(いわて動物いのちの会)の方とやりとりをし、


1週間後…
(今は譲渡先に色々条件がありますが
大震災後すぐは、それどころじゃなかった
施設は里親募集の動物でごった返していました)



迎えに行った先にいたのが、
事前に施設の方にすすめられていた
中型の長毛の茶色い犬。


もっくさん。


宮城県石巻市で被災したご家族の愛犬でしたが
避難所に連れて行けず
手放されたそう。




「もっくさんびっくりマークお散歩が大好きですびっくりマーク

と、ケージに紹介カードがあって、首輪には
電話番号と「もっくさん」と、名前がありました。



やむをえず離れなければならなかったんだ…。



あー、
思い出したら泣けてきた泣き笑い!!!



懐かしの名犬ラッシーを限りなく和風にした感じの
もっくさんを、試しに娘とお散歩させてみようと、車の後部座席を開けたら、


なんともっくさんが、そのまま後部座席に乗って
居座って動かなくなってしまい!
(お地蔵さんみたいだったニコニコ)


おもしろくて施設の方としばらく笑ったあと、
その場で譲渡のサインをして
連れて帰ってきたのでありました。



(右は実家の今は亡きビーグルのくりす)


もっくさんを連れてきたことを
その日飲み会だった旦那には知らせてなくて
(なぜ内緒にしたのか思い出せないキメてる)


夜中に帰宅したら、結構でっかい知らない犬に
おで迎えされて驚きつつも、
その日あった嫌なことをもっくさんに早速話して
聞いてもらってた後ろ姿を思い出しました。
(犬に相談しがちなひとたち)



もっくさんはうちに来た時推定8歳で、
10年近く一緒にいて、
その間息子が生まれたりもして、
本当に色々思い出を残して
18歳で旅立って行きました。


(おじいさんになったもっくさんと、息子)


最期の数ヶ月は、痴呆もあって悲しかったけれど、
ひと言で言うとほんとに優しい、
優しい犬でした。




(亡くなる少し前のもっくさん)




もし天国に行けたら会えるのかな





つづく