こんにちは
今日は、初めて大学病院の消化器内科に行った話です。
2024ねん2月。盛岡は雪だった。確か。
まず叔母の話。
私には、とっても頼れる叔母がいます。
母の妹で、消化器内科系の難病(世界に500人しかいないらしい!)治療中です。
すごく気があって、全体的な感じは赤毛のアンの
お話に出てくるいい人のような人物です。こう、
見守りかたが
絶妙なかんじ。
そんなわけで、叔母は大学病院の消化器内科のエキスパートなので付き添いをしてもらい、ひどい方向音痴の私にトイレの場所やら売店のおにぎりの美味しさやら、エスカレーターの乗り方やら教え(子ども扱い)心強いったらありゃしない。
そして偶然にも診察を担当したのが
その叔母の入院中の主治医の先生
叔母の難病の病名がわかるまで、1ヶ月かかったそうで、その先生が見つけたんだって。
1ヶ月、薬も飲めないで放置されてめっちゃ辛かったけど、とにかく名医だから良かったねえって。
1ヶ月放置って…よく頑張りましたね
そんなこんなで診察。
…先生があの、明石家さんまのモノマネしてる、
ほいけんたに瓜二つでちょっと笑いをこらえる。
ほい先生にまず言われたのは、
とにかくあなたの年齢でこれは遺伝性でしょう!との話。
親戚の既往歴をしつこく聞かれたけど、まずわたし自分の親戚にあまり興味がある方じゃないし(ひどいね)
というか、みなさん、急によく知らない親戚の
既往歴聞かれて答えられますか?…私だけなのかなあ。
困ってしまったので母に聞いたら、父方に直腸ガンで若いうちに亡くなったひとが1人いたくらいで、
ガンの家系では無いらしい。
「でもねえ、こんなブロッコリーにねえ、あなたの年齢でなるかねえ」と、ほい先生。
(ブロッコリー…?ああ、腫瘍が確かにブロッコリーぽいか)
私「でも私、結構お酒も飲みますし!」
「辛いものも好きで、味噌汁にタバスコかけますし!(トムヤンクン風になるのでおすすめです)」
「そのせいでブロッコリーができたのでは!」
食い下がる私
だって、遺伝性ってなっちゃったら…!
メンタル南部鉄器並に強固な母は大丈夫だろうけど、
とにかく地獄に行きたくなくて蚊も殺せない父が
責任感じてどうにかなっちゃう。
あと、子どもらに遺伝するの?嫌だよ!
ほい先生「あなたの体で死ぬほど酒飲んで、辛いの食べたのが原因でブロッコリーができたんだとしたら、酒飲んでる人みんなにブロッコリーができるよ」
…
そうなんだ…
ていうか、ブロッコリー好きなのにな…(嫌いになる必要はないけど)
なんか色々ショック…
「まあその、遺伝子の検査は腫瘍の治療がある程度落ち着いてからね!」
と、いうことでした。
診察室出て、母にそのことを話すと、
「遺伝性?じゃ、あんたが始まりってこと?あんたから受け継がれてくってこと?」
…さすがメンタル南部鉄器だな
とにかく早くブロッコリーをなんとかして、遺伝子の検査して、子どもらを守らねば…!
と、思った日でした。
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