不登校になる原因の一つに、学校の授業に付いていけないというものがあります。
そういう時は、本人は親や教師に言いたくないことが多いです。親はどうして学校に行きたくないの?
と本人に確認したり、原因や理由を探ろうとしますが、なかなか答えが出来ません。
例えば、ディスレクシアというものがあります。これは読み書き障害のことを言います。
日本人のおおよそ7~8%程度と言われています。これは、40人クラスだと2~3人の児童がディスレクシアを
持っている可能性を示唆しています。
この数字を聞いて意外と多いと思った方も多いはず、もちろん程度の差はありますが、割合としては
このくらいの方がディスレクシアとなります。実際に大人になるまで気づかないことも多々あるのです。
今日は書字についてお話しますが、文字の大きさが大小バラバラ、漢字が苦手、行に沿って真横に書いていけず
斜めに登っていく、もしくは、右に行くほど斜めに下がっていくなど。
注意しなくてはならないことは、児童・生徒が文字の形をしっかり認識しているか、文字や形を歪んで見えていないか?
などの前提になることは初めに確認した方が良いでしょう。
方法はひし形や6角形の図形を見せて、同じものを書いてみて! とやってみましょう。ある程度の形のバランス
が取れているのであれば、形は見えています。
次に、板書が遅いケースがあります。
先生が黒板に書いたものをノートに写す作業には、複雑な工程があります。
黒板を見る、ノートに目を移す、ノートの書く位置を確認する。そして書き始める。これの繰り返しとなります。
またその工程の中で、先生は授業を進めているので何かを説明している(先生が話し続けている)
この流れは、普通に授業を聞きながらノートに書き写すだけの話ですが、これが難しい子も意外と多いのです。
そういう子は大抵、ノートに書いている時は先生の話を聞いていません。もしくは先生の話を聞いている時は
ノートに書き写すことが難しいのです。
さて今日はもう遅いので、
こちら↑の手立てや支援の方法はまた今度ご説明いたします<(_ _)>