大人の引きこもり・子供の不登校相談https://r.goope.jp/kubo-counseling/ -6ページ目

さて今日は 昨日の続きです

 

ディスレクシア(発達性読み書き障害)の書字の手立てとなります。

 

今日も『書字』に焦点を当てます。

 

 文字の大小がバラバラであったり、文字列が斜めに登っていく、もしくは斜めに下がっていくなどの場合は

 定規を当てて文字を書くなどの工夫をしてみましょう。

 それでも板書をノートに書き写すことが困難なのであれば、先生と相談してノートに書き写す作業の代わりに

 先生が板書をする項目を予めプリントとして貰いましょう。そして授業の進行具合に合わせて

 マーカーペンで塗るもしくは『』の所だけ文字で埋めるなどして、書字を最小限にしてもらうと良いでしょう。

 

 

さて、昨日言い忘れていたことがあります。

それは協応運動障害です。

これは書字障害を疑う可能性として、初めに確認した方が良い項目となります。

 

協応運動とは、体の複数の器官が同時に連動して行う運動のことです。具体的には、手と目、目と足など、

感覚と運動を組み合わせた動作を指します。日常生活において、ボールを投げたり、箸を使ったり、

ボタンをかけたりするなど、多くの場面で協応運動が用いられています。

 

・協応動作を鍛えるトレーニング

 ①サーキットトレーニング

  平均台や縄跳び、マット運動、バランスボール、トランポリンなどのいくつかの運動を組み合わせて実施してみましょう。

 ②ピジョントレーニング

  ビジョントレーニングとは、目の機能を鍛え、視覚情報処理能力や運動機能を向上させるトレーニングです。

  積み木やパズル、カードなどの道具を使用したり、視覚機能を高めていくためのトレーニングです。

 

 ①と②はともに目で見たものを手足の運動と連動する訓練となります。

 

 書字が苦手な子の場合、目で見たものに対して、指先が連動していないケースがあります。

 これらのトレーニングで大分改善されるケースも見られます。

 

 では、今日はここまでとします。

 ((´∀`*))