こんばんは(*゚ー゚)ゞ ハントです!
もうすぐ、バレンタインデーですね!
2月14日 皆様はどのような時を過ごされるのでしょうか?
恋人がいる方も、これから新しい出逢いがある方も、素敵な日になることをお祈り致します。(・・。)ゞ
さて、僕の小説
【きみに風が吹いた】の物語も、そろそろ佳境です。
優太とひなたの出逢いは
【バレンタインのチョコレートの渡し方】という相談から始まりましたね。
http://ameblo.jp/hant4/entry-11962372995.html ←きみ風7
もうすぐ2月14日、丁度良いタイミングです。
僕の小説は、丁度、その頃に 【完結】 する予定です。
あと、もう少しですが、お付き合い頂ければ幸いです!
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―翌日
今日向かうウエディングプランナーは、道子の母親が見つけてきたものだった。
「優太ここだよ」
着いたのは、結婚式場を併設したプランナー事務所だった。
「こんにちは、こちらが旦那さんになる方ですね」
と挨拶をする間もなく語りかけてきた。
「初めまして、ウエディングプランナーの立花です」
川上優太は初めて見るその場所を案内された。
入り口から式場までもすべてスロープがあり、車いすでの移動も容易だった。
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プランナーとの話が終わり、道子はウエディングドレスを着てみたいと言い出した。
すかさず立花は言った。
「用意していますよ。着てみますか?」
道子は嬉しそうだった。
しばらく待っていると、車いすに乗ったまま道子は現れた。
真っ白なドレス
「とても綺麗だね」
「うん なんか恥ずかしいね ありがとう」
立花は言った。
「このまま教会へ行ってみますか?」
施設の中を進み
大きな扉がそこにあった。
扉を開け。
二人は契約の場所、に立ってみた。
道子が嬉しそうに言った。
「優太、こっちを見て」
道子は白く透けているベールを顔にかけた。
「なにしてるんだよ」
「優太、ベールを上げてみて」
すると、あの音楽が流れは始めた。入場の時に定番で流れる曲。
立花の演出だった。
道子はその気になり、はしゃいでいる。大興奮だ。
ふと道子がつぶやいた。
「こんなところで結婚式をあげられたら幸せだな」
道子は、とても嬉しそうだった。
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さて、今夜も、僕の好きな音楽を、一つ紹介させて頂きます。
ショパンの【別れの曲】です。ご存知の方も多いですね。
パリでデビューしたショパン。異国ポーランドの恋人、
ショパンが愛したジョルジュ・サンドとのETUDE、別れの曲です。
僕は遠距離恋愛というものは、したことがないですが、
好きな人と会えない寂しさはわかります。とても苦しいですね。
この曲は、短い楽譜の中に、沢山の変調があり、まるで小説の紆余曲折を描いている様です。
聴いているだけで、僕の心は様々な感情に揺れ動かされます。
ショパン自身が「こんな美しい曲は書いたことがない」と言ったほどの美しい曲。
僕自身も【世界一美しい曲】だと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=0gM4dWVc0fM
僕もそんな小説が書いてみたい。
自分でこれ以上のものはないと、言い切れる作品を残したいと思います。 ハント