今回起きた口蹄疫をもとに書かれたフィクションの童話を紹介します。
パソコンで、誰でも無料でダウンロードできます。
ダウンロード先、その他詳しいことはこちらのホームページから→「牛が消えた日」プロジェクト
天戸春夢さんという東京の主婦の方が立ち上げたプロジェクトだそうです。
私もダウンロードして読みました。
この童話では特にワクチン接種された農家がメインに描かれています。
ワクチン接種自体については、ニュースだけ見るとたった2~3日程度の出来事で
サラッと流されている感じですが、実際ワクチン接種対象となった農家の方や、
獣医師、職員などなど…大変な葛藤というか何と言うか、ここでは書き尽くせない
思いをされてただろうと、勝手にですがそう考えてます。
我が家は対象にはなりませんでしたが、もしあのまま蔓延が広がれば、
そうなっていたかもしれません。
この童話では、あの時の葛藤や思いの一つを丁寧に表現されているのではないかと思いました。
宮崎のローカルニュースでは、まだまだ口蹄疫に関するニュースが流れますが、
全国ではもうめったに取りあげられません。
このように形にして下さることは、すごく励みになります。
それにしても、そのまま国語の教科書とか道徳の教科書に載っていそうです。
それともう1冊、こちらは書店で見かけて購入したものを紹介します。
いのちをいただく/内田 美智子
¥1,260
Amazon.co.jp
「いのちをいただく」 (文:内田美智子 絵:諸江和美 監修:佐藤剛史)
こちらは口蹄疫がテーマではありませんが、
食肉加工センターに勤める方のお話をもとに書かれた絵本です。
飽食の時代、誰もが農作業をする訳ではないこの時代に、
日常生活の中で食べ物のありがたみを感じることは少なくなってきました。
実際に体験するのが一番ですが、環境や状況で難しい面もあるので、
まずはこういうのがとっかかりになればなぁと思います。
姉