宮崎県お昼のニュース | 宮崎県繁殖農家のブログ

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宮崎県の繁殖農家の娘です。
口蹄疫をきっかけにブログを書き始めました。
8月27日の終息宣言を迎え、現在はのんびり田舎日記を更新中です。

昨夜、都城の発生農場から1キロ圏内の牛、豚は抗体検査で全て陰性という発表がありましたね。

ここで気を緩めること無く防疫をしなければいけません。


そして、今日のMRTお昼のニュースで早期出荷についてのニュースがありました。

以下、毎日新聞のWeb記事から転載です。

◆   ◆   ◆

口蹄疫:早期出荷対策、事実上断念へ 副農相

宮崎県の口蹄疫(こうていえき)問題で、現地入りしている篠原孝副農相は16日、川南(かわみなみ)町など発生集中地域の半径10~20キロの搬出制限区域の感染リスクを減らすための家畜の「早期出荷」対策について「感染が収まれば急いでやる必要はない」と述べ、事実上断念する考えを明らかにした。

 県庁で記者団に明らかにした。政府は先月、搬出制限区域内の家畜をゼロにする緩衝地帯を作る考えを示していた。農林水産省は既に、繁殖雌牛(母牛)については「貴重な資源」として、早期出荷対象から除外することを決めている。

 えびの市や都城市では、発生とほぼ同時に感染疑いの家畜を殺処分・埋却するウイルスの封じ込め策で一定の成果をあげている。また、先月末、国の特例で稼働を再開した移動制限区域内にあるミヤチクの食肉処理工場(都農(つの)町)への出荷も滞り、実質停止状態が続いている。

 篠原副農相は「早期出荷しようとした時に飛び火した。『えびの方式』でやった方がいい。緩衝地帯方式は変更されたと言っていい」と述べた。

◆   ◆   ◆

昨日までは、現在、移動制限区域10キロ圏内にあるミヤチク高崎工場を特例で

稼働させようとしていたので、やめてぇぇぇーーーー!!と思っていたのですが、

事実上断念し、今後は疑似患畜とワクチン接種済みの家畜の殺処分の迅速化と

消毒に全力をつくすと、篠原副農相がテレビでおっしゃってました。

無理に家畜を動かすよりは、その方が良い、というか普通そうでしょ。



連日雨で、作業が一向に進んでおりません。

今日はよく晴れているので、埋却も進むでしょうが

気温が高いです。(南部平野部は最高気温28℃)防護服で凄く暑いだろうな…

作業されている方は怪我に気をつけて頑張って下さい。
(むしろ頑張りすぎるくらい頑張っていると思いますが)



民主党に参院選の延期を求めるメールを送ってみました。

どうせ無駄だろうという気もしますが、

「どうせ…」と思い込むのが一番いかんと思うので。