チラシ印刷における断裁方法は大きく2種類あります。1つはA判(A4やA3など)のオフセット印刷などで正寸に仕上げる「化粧断裁」。断裁面が美しく、いわゆるフチなし印刷です。
もう1つはB判(B4やB3など)の折込チラシ印刷(オフセット輪転)で、周囲に白フチがある仕上がりになる「袋断裁」。こちらはスーパーやホームセンターのチラシによく見られる断裁方法です。
袋断裁に塗り足しは不要
A判などのオフセット印刷の場合、裁ち落としのデザイン(絵柄が紙の端まで到達するデザイン)なら、断裁誤差(最大2mm程度)を考慮して、天地左右とも3mmずつ塗り足しを作成します。
しかし、B4やB3の折込チラシ印刷の場合、袋断裁(周囲に白フチ有り)が標準ですので、その場合は断裁誤差を考慮しなくて良いので、塗り足しを作成する必要はありません。
折込チラシの出稿データの寸法は?
化粧断裁の場合、データを正寸またはその四方に3mmずつ塗り足しを作成すれば良いのですが、袋断裁の折込チラシの場合、周囲の白フチの幅を考慮しなくてはなりません。例えばB4サイズの折込チラシの場合、データをB4正寸で作成しても印刷は可能ですが、周囲の白フチの幅を均等に揃えようとするなら、それを考慮した寸法のデータを作成しなくてはなりません。
印刷会社によってその寸法はマチマチです。以下は、とある印刷会社の推奨寸法。
B3輪転のデータ寸法 362×527mm
B4輪転のデータ寸法 252×364mm
B5輪転のデータ寸法 176×252mm
※この周囲に約1cm幅の白フチが付きます。
正寸とはかなり異なるのがわかります。入稿前に必ず確認しておきましょう。
