先月、WRMと長部氏がアン卓氏に対して著作権侵害を訴えたことにより、アン卓氏のYouTube垢がBANされたのは以前の記事について書きましたが、後日WRMと長部氏の訴えが退けられたことにより、アン卓氏のYouTube垢が復活することになりました。



一応、彼には復帰おめでとうのコメは書きました。こういったかたちでの復帰なので、挨拶くらいはしておかないといけないわけですが🥲



他人事なので、自分はこの件について詳しく状況を把握しておりません。YouTubeでは商用利用を禁止しているみたいなので、他人の卓球YouTube動画をネタにする場合は、紹介文に批評内容を集約する必要があります。サムネで挑発するとかもアリ。但し、動画を作るにあたっては商用利用を避けるため、引用元の動画内容には一切触れてはいけない。要は動画自体に自分の演技力が求められることになりますな🤔



さて、話を変えまして、前回は礼儀作法について一通り書きましたが、そのうち歩き方については大事な部分まで書ききれなかった。歩行時には曲がる時に方向転換をしなければならない場合もあるわけで。その方向転換をする方法が回旋動作ということです。今回は回旋についての内容。



回旋とは何かというと、背骨の動作の一種で、頸椎7個、胸椎12個、腰椎5個が右側ないし左側に回転するような動作のことです。

https://itami-setumeisho.com/archives/2106



例えば、頸椎1番から7番まで波のようにうねりながら回転していくと、首が左右どちらかに振るような動作となります。



胸椎1番から12番、腰椎1番から5番まで波のようにうねりながら回転していくと、体幹部は左右どちらかに動きますが、腰椎については骨の構造上動作がブロックされるので、回旋出来てもせいぜい数度くらい。方向転換に深く関わる回旋は胸椎1番から12番ということになります。



ちなみに、武術における回旋動作はいわゆる割身であり、これを肋骨を割る動作と言われているみたいです。半身とかは解剖学の用語には無いですし。



この動作を身につけることで、抜刀や納刀といった身体を使いきる動作だけでなく、歩行時の方向転換を行うことが可能。スポーツ界だと、クライフターンやマルセイユルーレットとかのテクニックは、この技術があるからこそ出来る芸当なのです😎



ところが、回旋について医療関連のどの書籍を読んでも、背骨を回転軸とした回転動作という抽象的でかつ雑な文章で誤魔化しており、酷いところだと捻じる動作なんていう言葉を使って書いてしまう始末😡

https://www.judo-ch.jp/seifukusisrch/useful/glossary/00147/3294101/#:~:text=%E3%80%8C%E5%9B%9E%E6%97%8B%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%81%AF%E3%80%81%E9%A6%96,%E3%82%92%E5%8F%B3%E5%9B%9E%E6%97%8B%E3%81%A8%E8%A8%80%E3%81%86%E3%80%82



なんでこうなったのかというと、明治時代初期の文明開化によって、医療業界は西洋医学化が進み、教科書の書き換えが日常茶飯事となったから。



さらに、ほぼ同時期に富国強兵による軍隊の近代化によって、行進が導入されたことで捻る動作という概念が定着。回旋動作の礎を築くことになりました。小中高でやらされたアレのことね💁

https://jh.higo.ed.jp/sagarajhs/blogs/blog_entries/view/38/bbaf37bbd528cef9b9fe414e2e384d4f?frame_id=60



行進は画像の通り、右腕を前に振ったと同時に左脚が前に出る歩き方。肝心の背骨はどう動くかというと捻る動作となります。元来、日本文化には、体を捻るという概念が無いんですよ。アレは西洋から来たもの。前回の記事を読んでいる方なら、多少は理解して頂けるかと😅



行進の捻る動作については回旋と言えば回旋なんですが、行進という動作が定着化した結果、胸椎から心臓と肺を囲むように形成されている肋骨、胸骨、胸肋関節、肋椎関節がガチガチに固められることとなり、特に浮遊肋骨がある胸椎11番と12番の肋椎関節は、完全なるスタビリティ関節と化していくことに🥶



さらに、旧文部省お得意の教科書の書き換えや、戦後のGHQによる改革もそれに拍車を掛けました。



その結果、体幹部の回旋動作は、肋骨周辺を動かさない前提で胸椎以下の部位を回転軸に対して左右に回転させる・捻るというイメージをスポーツ科学はおろか、医療業界にまで定着化させました😱



残念ながら、回旋については、医療業界人でさえ詳しく知る人は未だに出会ったことがございません🥵



そして、卓球界に至っては、腰を回して打てなどという指導体質が根強く残りました。



文明開化とGHQ改革による骨抜き作戦は、日本人の身体能力を最下位にまでズタボロにしていったのですが、卓球YouTube界においても骨抜きによる爪痕が残っており、ごぶりんずサブチャンネルの2個の動画はその代表例となりますな😂

https://m.youtube.com/watch?v=of_iA2vSbSk


https://m.youtube.com/watch?v=mM4SgbBVLt8


骨抜きによる被害者の1人目が、ごぶりんずしゅぷさんの後輩(?)であるごぶりんずオーディション参加者のたけし君。



彼の出身校である興国高校は、大阪では強豪校らしいのですが、そんな彼でさえ、ごぶりんず純ちゃんにラリー戦でフルボッコにされています🤣



骨抜きによる被害者の2人目が、こちらもごぶりんずオーディション参加者のセゴリータセニョリータ山下君。セゴリータ君もまた、たけし君と同じく純ちゃんにラリー戦でフルボッコにされています🤣



いやいや、これは笑い事ではないんですよ😡



実は先日、小学生の方とフォア打ちの練習をヘルプしたのですが、行進でガチガチに体幹部が固められているのか、当てるだけの打球になってたことに気づきました。これを無視して卓球指導者が応急処置的な技術指導を行ったらどうなるかは言わずもがなです😱



卓球指導者が小中学生の指導を行う上で注意しなければならない点は、行進によって体幹部がガチガチに固められているという現実をまずもって知らなければならない、ということです😎



そして何よりも、体幹部ガチガチが回旋動作を含めて、本来の身体能力を生かしきれてないこともきちんと理解しておきましょう。



というわけで、今回は回旋について書きましたが、これ以上書くとさらに文章をまとめるのに時間がかかるので、今回の内容はここまで🫢