阪神タイガースついにDeNAをとらえた!Aクラスまでまもなく!メッセが大活躍!
2016年8月25日 DeNA3-9阪神 54勝62敗3分けの4位
見えた、久々のAクラス。想定通り3位DeNAをスイープに成功して0.5差に肉薄。11勝9敗と死のロードも勝ち越し。次は8月の勝ち越しをかけて明日からは久しぶりの甲子園です。
11勝目に猛打賞と投打に活躍の阪神タイガースのエース
阪神が誇る優良助っ人は、実に頼りになります。今日は来日6年目で初の猛打賞とバットでも大いに貢献してくれました。1打席目も2打席目も、2アウトからでしたので本当に貴重でした。ピッチングも6回1失点。もちろん大量リードだったからこその降板です。しかし序盤はどちらに転んでもおかしくない展開でした。
初回は2死一二塁。そして2回は味方が先制してくれた直後に、無死一三塁と同点は覚悟しなければならないピンチでした。この場面は三振にスクイズ失敗などあって、何とか無失点。さらに4回にも先頭打者への四球から無死一二塁と実はピンチの連続でした。しかし百戦錬磨のメッセンジャーは、4回のピンチも三振と併殺打でしのぎます。9点リードの6回、初めて1イニング2本のヒットを浴びて失点するも、余裕の93球降板でした。これでハーラーダービートップに1勝差の11勝目。さらに奪三振レースも首位の菅野と2差の3位(ちなみに2位は藤浪です)。タイトル争いにも参戦してきた助っ人はますますギアをあげてくれそうです。
3度の満塁のチャンスをすべて生かした阪神タイガース打線
これまで阪神打線が満塁のチャンスを生かせず敗れた試合はいくつも見てきました。しかし今日は違いました。1回そして4回のチャンスはともに2死からの得点。しかも投手の安打でつないだ満塁のチャンスだけに相手に与えたダメージは相当強いものでした。下位打線が作ったフルベース、2回は2番北条が2球目を先制のタイムリー。4回は3番の高山が初球をグランドスラム。
早いカウントから積極的にバットを振る若手は本当に気持ちいいです。高山の打球はせいぜいフェンス直撃かと思いましたが、スタンドインとは恐れ入りました。
さらにこのスーパールーキーのバットは止まりません。6回に迎えた今日三度目の満塁のチャンスに再び初球をとらえます。これが2点タイムリー2ベースとなって、今日だけで6打点を稼ぎました。これで50打点。打率も.279と上がってきました。さすがに3割の壁は厚いでしょうが。東京六大学で最もヒットを打った男ならば、期待を抱かせます。この際、70打点くらいに乗せて、新人王レースをぶっちぎりで駆け抜けて欲しいです。
下位チーム相手の3タテだけに、阪神の実力なのかわかりません。しかしムードは最高で明日からは本拠地でヤクルトと3連戦です。山田が返って来たヤクルトに対して、どう戦うか見ものです。3位DeNAは2位巨人との3連戦だけに苦戦が予想されます。このカードでひっくり返せるように夢を見させてほしい。