阪神タイガースは序盤から圧倒的な攻撃で苦手井納をKO | hanshintoratoraのブログ

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阪神タイガースは序盤から圧倒的な攻撃で苦手井納をKO


2016年8月23日  DeNA3-9阪神  52勝62敗3分けの4位


対阪神戦3試合登板で1勝ながら、防御率は0.78と1試合で1点も取れていない井納が先発。かなり苦しめられると思っていましたが、序盤で勝利が決まりました。ついにDeNAとは2.5ゲーム差です。


阪神タイガース怒涛の先制攻撃


絶対的レギュラーであったゴメス、鳥谷がラインナップから消えています。しかしそれが不思議と思わなくなりました。クリーンナップは、3番高山、4番福留、5番原口、シーズン前は誰が予想したでしょう。そしてその打線がいきなり火を噴きます。まず1番の上本が井納の初球を打ってヒットで出塁。北條は倒れるも、3番高山がまたしても初球のストレートを打って一三塁。福留が四球で出て満塁となり、5番原口を迎えました。ファウルで粘った原口が、6球目のボール球に出を出しました。しかし、もう一度やれと言っても、おそらくできないであろう芸術的なバッティングでレフト前に落として阪神が先制します。あの最高のボールを打たれた井納そして捕手の戸柱はパニックに陥ります。続く中谷が捕らえた打球は外野フライと思いきや、思いのほか打球が伸びて2点タイムリー2ベース。今成がまたしても初球のストレートを捉えて犠飛。さらに坂本も初球ストレートを2ベース。ここまでくると、DeNAバッテリーの配球を疑います。当たり前のように投げてきた初球のストレートをことごとくとらえました。先発の能見は、マウンドに上がる前にバッターボックスに立って、しかもヒットを打っていました。初回阪神はなんと5点を先制。


夏場の連戦のため、井納を下げるわけにはいかないDeNA。そこに阪神がつけこみます。2回に2点、3回にも2点と序盤で12安打9点を奪いました。なにせ6番バッターまでが3回を終えて、3打席入るという怒涛の攻撃を見せました。これだけの大量リードのため、3回裏の守りから福留はお役御免。ベテランだけにいい休養になりました。


阪神タイガースマルチ安打4人ともほぼルーキー


今日の試合で北條、原口、中谷がそれぞれ2安打。そして高山が3安打。4人とも昨年一軍で活躍はもちろん、出場すらほとんどしていなかった面々です。金本監督が我慢して我慢して起用し続けた選手たちが、最近たくましくなってきました。特に高山は、11度目の猛打賞と球団の新人記録に並びました。さすがは大学でのヒット記録を塗り替えた男です。初めてのシーズンで疲れもあるでしょうが、何とか終盤まで乗り切ってほしいです。


調子の上がらないDeNAを叩くなら今です。ロペス、梶谷が眠っている間に、スイープといってもらいたい。ただ今日の試合で一点、懸念点としては、筒香を永い眠りから起こしてしまったかもしれないこと。7月、手が付けられないように打ちまくった筒香です。何かの拍子で調子を取り戻すことは十分あり得ます。明日藤浪が先発ですが、第1打席できっちりと抑えてリズムを崩してほしい。