阪神タイガース今季初の打線が爆発!1イニング10安打! | hanshintoratoraのブログ

hanshintoratoraのブログ

ブログの説明を入力します。

阪神タイガース今季初の打線が爆発!1イニング10安打!


2016年7月27日  阪神9-0ヤクルト 40勝52敗3分けの同率5位(6位から浮上)


いいムードを保ってヤクルトとの第2戦。鳥谷はまたしても先発から外れるが、手負いのヤクルトは、雄平もスタメンから外れる緊急事態。ここはしっかり叩いて連勝と行きたいところ。久しぶりに打線がまさに火を噴きました。


阪神もヤクルトもお互いバタバタの立ち上がり


初回のヤクルトの攻撃。山田も三振に切って取る三者凡退の能見の立ち上がり。一方の阪神は、上位打線で1死一二塁というチャンスを作るも、中軸が連続三振を喫し嫌なムードに。その流れに能見が、2回危うく呑み込まれそうになります。先頭のバレンティンに四球で出塁を許すと連打を浴びて無死満塁。しかし能見は踏ん張ります。ジェフンを注文通りの空振り三振に打ち取ると、続く中村もファーストゴロで併殺打。見事に無失点で切り抜けてくれました。その後は序盤の3回をお互い0点でゲームは進みました。


猛虎打線怒涛の1イニング10安打9得点


貧打戦なのか投手戦なのか、判別がつかない試合でしたが4回裏の阪神の攻撃が試合を一方的な展開にしてくれました。先頭の江越が初球を打ってヒットで出塁。福留もうまく流して無死一二塁のチャンスを作ると千両役者の登場。もう5番に入っていることが何の疑いもない原口。


追い込まれるまでは、振りが大きかった原口ですが、2ストライク後の6球目はコンパクトに上からたたくと、浜風にのってレフトスタンドへ消えていく先制の3ランとなりました。原口のこういうバッティングはよく見ますが、まさに職人芸です。しかし、ある意味怒涛の攻撃を見せたのは、これからでした。


ランナーが一掃されましたが、ゴメスがヒットを放つと、7番の新井も初球を叩きます。左中間への当たりとなりますが、ゴメスが巨体を揺るがして一目散に三塁へ。この気迫です。これが盛り上がるのです。


すると8番に入っていた荒木が一二塁間を抜いて、プロ初打点となるタイムリー。これでなんと怒涛の6連打となりました。9番能見は犠牲バントでランナーを進塁させると、1番の高山が2点タイムリー。攻撃はまだまだ終わりません。


北條の四球、江越のヒットで満塁となり4番福留がバッターボックスに。福留はベテランらしく、球を見極め、押し出し四球を選ぶ冷静ぶりでこの回7点目。


まだ1死ながら、先制3ランを放った原口まで回ってきました。掃除屋となった原口は、ここでも期待に応えて2点タイムリー2ベース。これでこのイニングだけで原口は5打点を稼ぎました。


ゴメスもイニング2本目のヒットで続きますが、新井の併殺打でようやく攻撃が終了。実に、4回の阪神攻撃は14人の猛攻で10安打、9得点。


ここまで来ればもちろん勝負あり。ヤクルト打線の淡泊な攻撃にも助けられ、能見はスイスイと完封で6勝目。逆転勝利を2試合続けた後には、今日のような快勝。遅まきながら阪神にムードが来ています。中日がもたもたしている間に同率5位となりましたので、ここは明日28日も勝って4位に躍り出たい。