阪神タイガース、若手の頑張りとベテランのまずいプレーで巨人に敗戦 | hanshintoratoraのブログ

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阪神タイガース、若手の頑張りとベテランのまずいプレーで巨人に敗戦



2016年7月18日  阪神1-2巨人  37勝48敗3分けの6位(5位より転落)


大事な後半戦初戦。エースメッセンジャーの好投。若手のハツラツとしたプレー。しかしながらまたしても巨人にきそり負けして、最下位に逆戻り。


メッセンジャーに申し訳ない


今日もエースは最高のピッチングを披露してくれました。前回の巨人戦に続き、最高の立ち上がり。出会い頭にギャレットに2ベースは打たれるも、後続を断って先制点を与えません。5回までそのヒット1本に抑えて、5三振に無四球で無失点。正直このメッセンジャーだったら点は取られないだろうとタカを括ったファンも多くいたでしょう。しかも今日の試合では4回に阪神が先制点を奪ってくれました。しかしたった1点では、やはり難しいです。


相手の巨人マイコラスも今シーズン一番のピッチングで対抗します。我慢比べを続けてきましたが、ついに6回同点に追いつかれます。先頭の小林が3ベース。しかし9番、1番と打ち取って2アウトまでこぎつけました。2番には巨人ルーキーの山本が入っていました。粘りに粘られると8球目を打った打球が一二塁間へ。何とか好捕したゴメスでしたが、握り損ねに焦ったのか、悪送球で三塁ランナーがホームインしてしまいました。


前回の巨人戦も、ゴメスのエラーから3失点したメッセンジャーでしたが、なんと運の悪いことか。7回もピンチを迎えたメッセンジャーでしたが、ギャレットを見逃し三振にうちとった一球は、だれも打てないような最高のボールでした。8回119球で1失点。黒星がつかなかったことが唯一の救いです。


阪神タイガース後半は若手の躍動には期待


敗北は喫したものの、随所にいい場面が見られたことは後半戦にむけた好材料です。まずは3番江越。4回の先制時は、1死からセーフティバントを敢行してヘッドスライディング。見事出塁を果たすと、すかさず初球から盗塁。これが結果的には原口のタイムリーにつながりました。


さらに結果的には3ベースにしてしまいましたが、6回の小林の打球にダイビングキャッチを試みました。見ていて非常にすがすがしいプレーでした。あのがむしゃらさは必ず生きてくるはずです。また高山は猛打賞に盗塁。せっかくの俊足もあまり披露していませんでしたが、この日は合格です。強肩の小林からの盗塁は意味があります。ただ5回の走塁はいただけません。無死2塁、北條のサードゴロで、アウトになっているようではちょっと情けない。ここで追加点があればメッセンジャーは崩れなかったかもしれません。


鳥谷のまずいプレー記録上はミスではないが・・・


若手の活躍の裏で、キャプテン鳥谷のプレーが冴えません。3三振に、勝負所の9回でのフィルダースチョイス。1塁ランナーは巨人鈴木ですから、スピードが他の選手とは大幅に違います。簡単にアウトになるだろうという慢心がなかったのか。


またその後の場面、巨人のまずいプレーでチャンスをつぶしたかと思った2死二塁。阿部の敬遠という選択肢はなかったのか。しかも初球の入り方があまりにもまともすぎた。ほんの少しでもミスをしたら負けます。