前記事からの続きで
以下の4本についての感想を書いています
今期ドラマ感想記事のラストです
『新空港占拠』
『アイのない恋人たち』
『ドラマ「地球の歩き方」』
『不適切にもほどがある！』
Ｉ
『新空港占拠』
前回『大病院占拠』との比較ということにどうしてもなるけど…
まずコンセプトはほぼ引き継がれていて
主題歌も同じ（←これは結構意表を突かれた）
今回の『新空港』の方がちょっと複雑でわかりにくい…
というか謎が謎のままになってる部分がいくつかある感じ
あと不特定多数のネットユーザーや人質たちの家族など
『大病院』では事件当事者以外も話に絡んでいたけど
今回は当事者のみのやりとりとなっていたかなと（箱庭感）
そこが少し見る側置いてきぼりに繋がっていた気がする…
「空港」という場が生きてくる展開というのも無かったと思う
（「病院」のときはあった）
占拠者側に寄り添い同情を誘うみたいな描き方は
『大病院』から相変わらずでやっぱり受け入れ難かったです
見方によるけど自分は『大病院』から『新空港』で
出来が落ちたと感じているので
続編（あるのは確定ですね）どうしようか迷ってます
3部作の3つ目なら頑張って見るしかないかなあ〜
そうそう…お面を取って素顔を見せるシーンについて…
前回の鬼のときはそのキャラ自体に思い入れが何もないので
いくらスローモーションとかにされても
「お…おぅ」って感じだったけど
今回の獣では前回から続きで出てる人に関しては
少しだけ「おぉっ！」となった（爆）
そこは前回今回と見続けて良かったところ…なのかな？
『アイのない恋人たち』
そもそも自分恋愛ドラマをあまり熱量持って見られず
視聴向いてないってのもあるけど（爆）
すごく良いとも悪いとも言えない
なんともコメントが難しいドラマだと感じました…
現代らしいモノやワードを頑張って盛り込んでるけど
なんか寒い…という印象…
話の破綻（むちゃくちゃさ）はないと思うんで
寒さが気にならない人は楽しめそうではある
結婚パーティーのドタキャンからの破局という流れが
ドラマ全体のターニングポイントになってる（と思う）のは
ちょっとだけ印象深く興味深く感じました
あと長らく引きこもっていたお兄さんが
わりとすんなり復帰していてビビる（爆）
『ドラマ「地球の歩き方」』
『アナザースカイ』という番組のドラマ版？
というイメージが近いのかなあ（いや…全然違うかも）
ストーリーがーとかキャラ設定がーとか
そういうドラマじゃないのでその方面のコメントは特になし
異国情緒に浸りたい方はぜひという感じ
ほんの少し気になったのは…
“記者”は4人で男女2人ずつなんだけど
男性の場合は行く国が既に決まってるところから話がスタート
女性の場合は行く国を決めるところからスタートとなってました
それで女性たちは行く国を選んでと言われて話し合いをするけど
結局番組側の意図する国を選択するように誘導されてました
無駄なやり取りだし女性ばかりそのような扱いだったのが
なんでだろう？と思いました
『不適切にもほどがある！』
脚本家さんの実力を見せつけられた感じです（笑）
何をどうしたら視聴者が面白いと思うのかよく理解され
本当に上手にドラマを作っておられるなと感じました
こんなに真正面から時代風刺するのも珍しい気がしますが
それもとてもうまくハマってました
ドラマの主張に関しては多分ですけど苛烈な議論にならないよう
あえてふわっとさせてるのかなと思います（歌入れたりして）
最終的に「寛容が肝要」ですからね…
でも寛容が肝要と言われてそう思いますかね？
自分は
長い間一方的に寛容であることを強いられてきた側が存在して
そちら側からのカウンターとして
今の状況が形作られている面もあると考えるんで
そちら側からすれば
さらに強いられる謂れはないってところでしょうね
（このあたり『おっパン』に通じる部分）
「お互いが同じレベルで」寛容であればいいんだろうけど
まあ現実的ではないなと思います
以上です！皆さまお疲れさまでした（爆）
ホント長々と申し訳ありません
「なるべく短く」をモットーにやっていたはずでしたが
今回はなせか
「思ったことをなるべくそのまま書きたい欲」が出てしまい
こんなことになってしまいました……
内容に同意・いや全然・誤認がある・意味不明 などなど
読者様の何かしらのご感想（感想の感想）に繋がっていたら
良いんですけどね…そもそも読まれるのか…
今期1〜2回見て視聴をやめた作品
『ジャンヌの裁き』
『大奥』
『離婚しない男 -サレ夫と悪嫁の騙し愛-』
『ナースが婚活』
「ドラマとその原作」ということについて
色々と考えさせられるような出来事があった今期…
その件に関する人々の様々な考えに触れ
自分なりの見解というのも一応持てているつもりでいる
（ここには書かない）
ただ自分自身がドラマ感想を書くにあたってのスタンスは
これからも何も変わらないです
原作に接したことがあるならあるなりに
ないならないなりに
ドラマそのものをよく見た上でその出来についてあれこれ言う
ってことですね
ドラマ化というもの自体や
ドラマ化の過程で内容が変更されること
それらを全否定するような意見は
自分は違うと思ってます