中古住宅って、究極のセカンドハンド品!?&愛しいライラックの樹 | 「もったいない」を「素敵」に変える! 日×瑞いいトコ取りライフスタイル 気まぐれブログ

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熟年国際結婚を機にスウェーデンへやって来ました。日本と瑞典(スウェーデン)いいトコ取りの生活雑記です。

引越しをした経験がありますか? 持ち家を売った経験は?

最近、家を売りました。 それで、今日は引越しの話題。

中古住宅の売買って、これもまたれっきとしたリサイクル活動のひとつだなって感じたんです。

不動産って、イチバンお値段の張るセカンドハンド品と言ってもいいかも。


実は、4年前にハンスがお父さんから相続した家がありまして、

維持が難しいと感じるようになったので、春先からその家を売りに出していたのです。

5月に買い手がついて以来、家財道具を箱詰めしてはストックホルム近郊の自宅へと運ぶ作業を繰り返していました。

一度に段ポール箱4個ほどしか積めないフォルクスワーゲン・ゴルフで7、8往復したでしょうか。

この家は、ヨーテボリの北部のウッデバラという町にありまして、距離にして約570キロ。

ハイウェーを片道4時間のドライブです。ドライブといっても運転するのは彼なんですが。

自他共に認める“荷造りの達人”であるワタクシも、いささかうんざり。

で、その家の引渡しが先週末、やっと終わったのですよ。 バンザーイ!

家2軒に事務所兼太極拳スタジオ。都合3ヶ所を管理するって結構大変なんです。

2軒のうち1軒を処分してたことで、私たちのライフはずいぶんと身軽になりました。

私たち、だだいま生活のシンプル化計画を推進中なんです。


でもね、爽快感ばかりでなく、やはり寂しさも。

私にとっては、スウェーデンに移住して来て「ここが、私の居場所」と初めて感じた場所。
 
ハンスにっとては、3歳から大学入学まで過ごした家です。

それと、庭。

この庭を人手に渡すのが一番辛かったです。

一人暮らしだったお義父さん、晩年は病気で手入れが出来なかったので、芝生なんかいつもボーボーだったけれど、

(余談ですが、スウェーデン人にとって庭の芝生はとって大切。手入れを怠っているって、ちょっと恥なんです。)

樹齢半世紀のライラックの樹がありまして。この樹が庭の貌。いわゆる“シンボル・ツリー”です。

このライラック、花は深い紫色で、毎年5月には見事な満開ぶりで芳香を楽しませてくれたのです。

引越しプロジェクトを始めたころは、この木を残して去るのが悲しくて、よく泣きました。

友人知人と話していて引越しの話題に
なるだけで、涙ウルウル。自分でもオカシイけれど、止まらない。

ライラックは“取り木”の方法で株分けできるらしいことをインターネットで調べて知り、

中ぶりの枝3本を取り木して持ち帰りました。 植木鉢に活けて、毎日「生きて、生きて。ガンバレ!」と語りかけています。

 

いまの自宅には、庭がありません。ベランダがあるだけ。

ウッデバラの家で園芸の楽しさに開眼しちゃった私たちは、庭が恋しくて。

地元のコミュニティー・ガーデンに申し込みをしました。いま、空き待ちの状態。先頭から6番目だそうです。

一区画を借りることができたら、スムルトロン(スウェーデンの野いちご。これもまたウッデバラの庭から株分けして持ってきた)を

手始めに家庭菜園をつくる計画です。
いや、その前に土づくりからかな。

それから、このライラックを。

そして、更に桜の木を買って植えようと思います。先日他界した母に約束したので。

ライラックはお義父さんの思い出。そして、桜は母のために。

家(モノ)は売って他の人に渡りました。新しいオーナーさんは、生後6ヶ月の赤ちゃんがいる若いご夫婦。

私たちの(元)家を愛しんでくれることを願っています。

そして、思い出が残りました。これから思い出と共に木を育てます。

今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。