9日
母と夫と私 3人でランチした
私が入れるお店は限られるし
母、前週は体調も機嫌も落ち着かず
なかなか行けるタイミングはなく
気分が悪い!と荒れる母に
一言
「そう、体調が悪いなら、危ないし、ランチ行けないね、体調をまずは良くしてくれるかな?そしたら一緒に行こう、頑張って治してね」
すると具合が悪いと大騒ぎはしなくなった
ただ
母は嘘はついていないと思う
何かしら不安や不満があって、機嫌が悪くなり、身体に影響が出てるんじゃないかと思う
家にいた頃もそういうことは多々あった
それについては施設にも話した
ランチ当日
10時半
バイタルや体調を施設に確認し大丈夫なら
11時半に迎えに行くことになってた
予定どおり迎えに行った
夫と母は
エビフライカレーランチ、お味噌汁付き
私は黒豚のコロッケランチ
最近、母は施設のお昼をあまり食べず
すぐそばにあるお店の
タコ焼きをよく食べてる様子
昔は全く食べなかったのに
咎めることはせず
「施設のお昼を食べた方がバランスが良いよ、便秘するっていうじゃない?」
くらいでとどめてる
認知症患者は一人で外出はできない
それで安全が守られてるし
本人もわかってるけど窮屈だろう
話はランチに戻って
エビフライカレーが来た
いい香り、美味しそう
目の前におかれたトレーの上にある
スプーンとお箸に戸惑ってる様子
これスプーンね、と手渡すと
うん、と言った
カレーランチのエビフライ
母が「綺麗だから」(箸をつけてない)と
2本のうち1本を夫に渡した
(夫が海老好きだと覚えてるんだろうか?)
エビフライの残る1本を
お味噌汁のお椀の小さな蓋の裏で
お箸で3つ切りにしてる
なんとも不思議な光景(汚いとかではない)
ご飯とカレーはほんの少し口をつけ
福神漬けは綺麗に食べた
お味噌汁は半分くらい
ご飯もカレーもほぼ残した
ご飯は残しても
ルーだけは食べる人だったのにな
場所が変わり
食べ方がわからないのだろうか?
痩せていた去年に比べるとふっくらし
昔の体型に戻り健康的にはなっている
食べ物の変化は、1年前には既にあった
認知症って食べ物の好みも変わるんだなぁ
と思いながら見ていた
ランチのあとコーヒーを頼んだ
ホットしか飲まなかった母が
アイスコーヒーを頼んだ
ストローを使わずそのまま飲もうとする
ストローを夫がセットして
「こっちの方が飲みやすいよ」と言った
ストローの意味も怪しい
楽しい時間だったけど
いろいろ考えさせられた
「また来ようね」と声をかけると
「お願いします」と言う
施設の居室に戻り、しばらくして
「今日はお疲れ様、大丈夫?そろそろ私達は帰るね」
というと
母
「帰るなら、お昼ご飯にタコ焼きを買って来て」
私
「今、お昼食べたから、ちょっとお腹いっぱいで無理じゃない?」
と言うと
母
「あ、そっか」
春、一緒にランチした時は
もっとしっかり食べてたのになぁ
これまで食べなかったようなお菓子を
食べ始めたり
変化は確実に起きてる
去年の今頃は、と振り返ると
👾さんもいたし
母も家にいた
きいちゃん(実家猫)もいた
私にはまだ帰る実家があった
振り返ると淋しい気持ちになる
また一緒にご飯を食べに行こうと
次の場所も決めてある
ちょっとでも母が楽しめますように
どんなに腹の立つ過去があっても
私達が母娘で居られる時間は有限だ
その時の心のままに
母との時間を過ごせばいいと思う
