所属しているハムクラブが定例会合で利用している市のコミュニティセンターにおいて、文化祭が開催され当クラブも「モールス通信体験」で出展しました。
親子または友達同士が、送信側と受信側とに分かれて5~6文字程度の言葉を1文字ずつモールス信号で相手に送り、最後に答え合わせをするというゲーム形式でモールス体験をして頂きます。
毎年、子供たちを中心に人気があり、今年も40名程度の参加者がありました。
いつもは無線機に電鍵をつないでモニター音を用いるのですが、無線機の準備、スピーカーの配線、設定に手間取ってしまうことから、今年は専用の装置を製作してみました。
装置内部はサイン波発振基板+AFアンプ基板+スピーカーを内蔵した簡単なもので、2台をLANケーブルでつなぎ双方向通信が出来るよう工夫したものです。
自分の音と相手から送られて来る音をミキシング、音量調整して1つのスピーカーから流します。(製作費は2台で5千円弱)
▽回路図と実際の使用状況
参加したチビっ子たちの縦ぶり電鍵操作への慣れも早く、総じて女子部の方が符合の正確性、リズム感に優れていることを改めて感じました。(私よりも上手い!)
特に、ピアノを習っている子は上手いようです。
初めて電鍵を操作して貴重な体験できたと喜んでいたお父さんもおられました。
当日はクラブ員有志7名の連携プレーでトラブルもなく終了することができ、また、色々な方たちとコミュニケーションを図ることもでき、大変有意義な1日でした。感謝!!
製作した装置は「モールストレーナー」として、今後はクラブ員のスキルアップにも活用していきたいと思います。