僕ら、ヘッドハンターとは常に情報交換をしている

先日技術者で管理者の募集があったよ、と僕に教えてくれた黄金先輩

そう、僕ら二人とも、今の会社には絶望しているのだ


ヘッドハンターに会いに行くその日

先輩は僕の所にやってきた

「今朝の社長からのメール見た?」

忙しいのに・・なんだろう?

「まだ見てないですけど」

「俺の事業部解体されたんだ
 それで、俺もこの後社長と人事部長によばれてる」

え・・・・・? それって


午後の会議が終わって先輩の席に行くと

もう荷物がなかった

パソコンもなかった


後で聞いたが、解雇を言い渡されて

その場でパソコンを取り上げられたらしい


ヘッドハンターの話は、悪くなかった

技術者の管理職の仕事だ

僕はもともと開発プログラマだった

それが外資系に移って、だんだん営業の要素が増えてきた

また技術者にもどれるのだろうか?


ヘッドハンターに告げた

黄金先輩が、きっとすぐにあなたに連絡してきますよ

今彼にはあなたの助けが必要なんです

ペタしてね