場所は恵比寿の高層ビル、21階の自分のオフィスに居ました
何となく下から揺さぶられる感覚があり、地震だな、と思った
やがて大きな横揺れへ、かなり大きいな、と感じた
一段と大きくなる、信じられない揺れだ
物が倒れる音や、女の人の悲鳴
立ち上がって回りを見回したが、立っていられない
キャスター付きのいすは床をすべる
CDが棚から落ちて床に散らばる
時計を見た 14時47分
たしか地震って1分くらいでおさまるんじゃなかったっけ?
激しい揺れ、窓のブラインドがリズミカルに低音の打撃音を響かせ
不安と恐怖をあおる
14時50分、まだ揺れてる
1分って思ったのは、何かの勘違いだったらしい
建物が崩れたりしたら、終わりだな
そんな恐怖が脳裏をよぎるほどの揺れがようやくおさまった
間違いなく、体感した最大の地震だった
エレベータは当然停止、非常階段でおりてくださいと、
防災センターからのアナウンスがながれる
上着を肩にかけて黄金先輩登場
「おいおいお前ら、コートなんて着て降りたら、汗だくになるぜ」
成る程、なんか随分落ち着いてるなこの人
非常階段の空間は、柱で囲まれて丈夫に出来ているが
壁が少しひび割れ、崩れた粉が床を汚している
ところどころ、ゆがんでドアの開かなくなった階があったようだ
表へ出た後も、時々余震でぐらぐら揺れる
酔った。 気持ち悪い
次に女房へ連絡を試みた
電話はどうしても、通じないらしい
メールはしつこくやれば、10回に1回くらい送信できた
女房とメグミは横浜駅にいる、とメールが帰って来た
ナオヤは桜木町にいる
ヒロは一人地元にいて安否不明!
なんと!みんなバラバラか
固定電話とか、Skypeを使えば電話が通じるかも
もういちど21階のオフィスまで階段を上がる
やはり、電話は通じない
PCを立ち上げて、ニュースを見る
なんか、東北・北海道まで被害が出てるらしい
アメリカの社員から、Skypeでチャットが入った
Are you ok?
なんと、もう国際ニュースになってるのか?
事の大きさを実感して来た
I'm ok but I have to take care my family.
女房と娘、長男が横浜近辺か
歩いて帰れば3~4時間だろう
こっちは、状況がおさまるまで、じっとしてるか?
ヒロが心配だ、とりあえず家の方向へ歩いてみよう
途中で電話が動くかも、タクシーが拾えるかも
もし、最後まで歩けば、10時間くらいかかる
歩き始めたのは、5時
直也からメールが来た、俺は大丈夫
もう、家の近くだ、と
あいつ、2時間くらいで歩いて帰りやがった!
ヒロが心配だ、探してくれ、頼む、とメールを打つ
18時過ぎにタクシーを拾えた、一時間あるいたが
これでも大分ラッキーな方だったのだろう
女房と娘からもメールの返信があった
横浜駅にまだ居るらしい、
タクシーを捕まえたから、迎えに行くと返信した
タクシーの運転手が、メール通じますか?と話かけてきた
なんとか、しつこくやれば通じますよ、と答える
運転手さん、家族の安否が不明らしい
「返事が来ないんですよ。。。
マンションがちょっと古くて、1階なんですよね。。」
そういいながらも、今日は災害救助隊だと言って
家と反対方面の横浜へ走ってくれた
横浜で、ママとメグを拾う
近所の人に頼んで、ヒロを保護してもらったらしい
とりあえず、全員の安全確認ができた
タクシーの運転手にも、メールの返信があった
「ああ、返信が来た、よかった」
ママとメグは、その時本屋にいたらしい
本が棚からばらまかれ、ママはパニックになりかけたらしい
メグ曰く
「南無阿弥陀仏・・とか言ってたよ・・」
いやだいやだ
道路も凄い渋滞
途中で家に着いたと連絡のあった直也に
ヒロを迎えにいってくれ、とメール
懐中電灯はどこ? と返信が来た
停電してるのか?
気は焦るが、渋滞でどうしようもない
夜10時、ようやく家に帰宅
タクシーの運転手には、本当に助かりました、と
丁寧にお礼を言った
ヒロも直也も元気だ
直也は映画館に入ってたが、最初の予告編の時に地震
映画を見れずに避難、返金もされなかったらしい
ヒロは、家の玄関前に居た時に地震
建物の一部が壊れ、こぶし大の石がヒロの足に当たって
軽傷を負った
だが、この程度のけがは、地震が無くてもしょっちゅう負っている
電気はついたが、水が止まっている
水と食料を求め、コンビニへ
コンビニは空いてたが、弁当と水は売り切れ
しかたなくおでんとビールを買う
フェレもフグも無事だった
僕は帰って来れて、みんなの無事が早く確認できて
幸運だったようだ
今ニュースを見てます、被害の凄さに驚いてます
何となく下から揺さぶられる感覚があり、地震だな、と思った
やがて大きな横揺れへ、かなり大きいな、と感じた
一段と大きくなる、信じられない揺れだ
物が倒れる音や、女の人の悲鳴
立ち上がって回りを見回したが、立っていられない
キャスター付きのいすは床をすべる
CDが棚から落ちて床に散らばる
時計を見た 14時47分
たしか地震って1分くらいでおさまるんじゃなかったっけ?
激しい揺れ、窓のブラインドがリズミカルに低音の打撃音を響かせ
不安と恐怖をあおる
14時50分、まだ揺れてる
1分って思ったのは、何かの勘違いだったらしい
建物が崩れたりしたら、終わりだな
そんな恐怖が脳裏をよぎるほどの揺れがようやくおさまった
間違いなく、体感した最大の地震だった
エレベータは当然停止、非常階段でおりてくださいと、
防災センターからのアナウンスがながれる
上着を肩にかけて黄金先輩登場
「おいおいお前ら、コートなんて着て降りたら、汗だくになるぜ」
成る程、なんか随分落ち着いてるなこの人
非常階段の空間は、柱で囲まれて丈夫に出来ているが
壁が少しひび割れ、崩れた粉が床を汚している
ところどころ、ゆがんでドアの開かなくなった階があったようだ
表へ出た後も、時々余震でぐらぐら揺れる
酔った。 気持ち悪い
次に女房へ連絡を試みた
電話はどうしても、通じないらしい
メールはしつこくやれば、10回に1回くらい送信できた
女房とメグミは横浜駅にいる、とメールが帰って来た
ナオヤは桜木町にいる
ヒロは一人地元にいて安否不明!
なんと!みんなバラバラか
固定電話とか、Skypeを使えば電話が通じるかも
もういちど21階のオフィスまで階段を上がる
やはり、電話は通じない
PCを立ち上げて、ニュースを見る
なんか、東北・北海道まで被害が出てるらしい
アメリカの社員から、Skypeでチャットが入った
Are you ok?
なんと、もう国際ニュースになってるのか?
事の大きさを実感して来た
I'm ok but I have to take care my family.
女房と娘、長男が横浜近辺か
歩いて帰れば3~4時間だろう
こっちは、状況がおさまるまで、じっとしてるか?
ヒロが心配だ、とりあえず家の方向へ歩いてみよう
途中で電話が動くかも、タクシーが拾えるかも
もし、最後まで歩けば、10時間くらいかかる
歩き始めたのは、5時
直也からメールが来た、俺は大丈夫
もう、家の近くだ、と
あいつ、2時間くらいで歩いて帰りやがった!
ヒロが心配だ、探してくれ、頼む、とメールを打つ
18時過ぎにタクシーを拾えた、一時間あるいたが
これでも大分ラッキーな方だったのだろう
女房と娘からもメールの返信があった
横浜駅にまだ居るらしい、
タクシーを捕まえたから、迎えに行くと返信した
タクシーの運転手が、メール通じますか?と話かけてきた
なんとか、しつこくやれば通じますよ、と答える
運転手さん、家族の安否が不明らしい
「返事が来ないんですよ。。。
マンションがちょっと古くて、1階なんですよね。。」
そういいながらも、今日は災害救助隊だと言って
家と反対方面の横浜へ走ってくれた
横浜で、ママとメグを拾う
近所の人に頼んで、ヒロを保護してもらったらしい
とりあえず、全員の安全確認ができた
タクシーの運転手にも、メールの返信があった
「ああ、返信が来た、よかった」
ママとメグは、その時本屋にいたらしい
本が棚からばらまかれ、ママはパニックになりかけたらしい
メグ曰く
「南無阿弥陀仏・・とか言ってたよ・・」
いやだいやだ
道路も凄い渋滞
途中で家に着いたと連絡のあった直也に
ヒロを迎えにいってくれ、とメール
懐中電灯はどこ? と返信が来た
停電してるのか?
気は焦るが、渋滞でどうしようもない
夜10時、ようやく家に帰宅
タクシーの運転手には、本当に助かりました、と
丁寧にお礼を言った
ヒロも直也も元気だ
直也は映画館に入ってたが、最初の予告編の時に地震
映画を見れずに避難、返金もされなかったらしい
ヒロは、家の玄関前に居た時に地震
建物の一部が壊れ、こぶし大の石がヒロの足に当たって
軽傷を負った
だが、この程度のけがは、地震が無くてもしょっちゅう負っている
電気はついたが、水が止まっている
水と食料を求め、コンビニへ
コンビニは空いてたが、弁当と水は売り切れ
しかたなくおでんとビールを買う
フェレもフグも無事だった
僕は帰って来れて、みんなの無事が早く確認できて
幸運だったようだ
今ニュースを見てます、被害の凄さに驚いてます