峠越え | ちょんまげ通信

峠越え

前に紹介した峠越え読み終わりました。

前にも書きましたが世間では歳をとる事があまり良い事と思われていないのですがそれは世間にカッコイイ大人が少ないからだと思うのです。

何でも流行ばかりを追っていますが昔も今も大切な物、良い物は変わらないのだと教えられます。

それも特別な事では無く誰にでもある物だと教えてくれます。

峠越えを読むと良い事はより素晴らしく悪い事はちょっぴり良い事の様に思えてきます。

心の持ち様で今まで気がつかなかった事が素晴らしいと、それは今ほど便利で無い江戸の人達の姿を通してより分かりやすくコチラに伝わります。

それもこれも一力先生のご自分での経験があればこそ表現出来るのだと思いました。

この作品を読むと明日から少し一日が楽しくすごせる様になれる一冊です。

読書の秋にどうでしょう?はなうまんでも読めるので読みやすいと思いますよ。