
昔々あるところに、おじいさんとおばあさんが居りました。
二人には子どもがいません。
若い頃から望んでいましたが、この時代には不妊治療とか無かったのです。
歳の関係でも時すでに遅しでした。
おじいさん「ぁーぁ、今日何して過ごすかな、ダラダラすっか」
おじいさんは66歳。長年勤めた会社を退職し、年金暮らしを楽しんでいました。
おばあさん「チッ・・・」
おばあさんは熟年離婚を考えながら、川へ洗濯に出掛けました。
おばあさんがおじいさんの加齢臭の染み着いた肌着などを憎しみ込めて洗濯をしていると、川上から大きな桃が流れてきました。
おばあさんは若い頃モナカのような腹筋が自慢のマッチョで、お米一俵を軽々持ち上げる事が趣味でした。
その頃の血が騒ぎ、大きな桃を「わっしょーい」
それを家に家に持って帰るやいなや、おばあさんは突然包丁を取り出し、「っしゃぁーーーーーー!!」と叫んだので、おじいさんは殺されてしまうと思い、腰を抜かしました。
つづく。


