品種は『アイコ』
細長い形の甘いミニトマトです
味が濃くて
とってもおいしかったですよ〜
実は私はトマトは苦手なのですが
自分で育てたものは食べられる
まぁそんなものですよね
今日はプライベートネタです
よろしければお付き合いくださいませ
2週間ほど前の話なのですが
未だに頭の片隅にいつもあって
どうしようもないことだけど
気になったり
考えたり
後悔したり…
関東でひょうが降った日の前日
夜中2時3時ごろ
子猫の鳴き声がやまずに
夜中起こされました
滅多に夜中起きることはないのですが
か細い声で延々と泣き続け
気になって眠れなくなりました
次の日
その日は気温もぐんぐん上がり
日中とても暑くなりました
夕方、庭に水撒きするかなー
と玄関から一歩足を踏み出したところに
ねずみ?!
ギョッとして近づいてみたら
産まれたばかり(と思う小ささ)の子猫
あ!昨日の夜中ないていたのは
この子だったんだ…
でもなぜうちの玄関の前に…
親猫も他に一緒に生まれたかもしれない猫は
姿なく…
道路の隅、とか
家の門の外、とかなら
ここまで悩まなかったかもしれませんが
我が家の家の門を入った
玄関の真ん前
さて困った!どうしようか
前の日の夜中から
その日の日中
ずっと直射日光にあたり
ここにいたのだと思うと
もうきっと命の限界
知恵を集めよう!と
友達や知り合いなどに状況を説明
まずは親猫がそばにいるかもしれないから
人間は触れずに
保護団体に相談してみたら?と
結論からいうと駄目でした
何件か電話をかけてみましたが
どこも引き受けられないとのことで
まぁこの時期は
そんな電話もたくさんあるのでしょうね
生まれたばかりだと人間では
育てられないということもあるのでしょう
かすかに動いていましたが
なきごえは徐々に聞こえなくなり
うちで飼う?
いやいや
うちには病気がちの犬がいて手一杯
犬のストレスとなるかもしれないし
じゃあ誰かにもらってもらう?
いや、育つかわからないし
なにか病気をもっているかもしれない
市に連絡したら
間違いなく処分されてしまう
このまま放っておいたら
明日朝玄関開けたら
きっともう息をしていない
もうどうしたらいーのーー
あ。
いつもお世話になっている
獣医さんに相談してみよう
と電話をかけさせてもらったのが
21時ごろ
『あ〜…育児放棄ですね。
今から連れて来られますか?』
え?いいの?
もちろんです!もちろんすぐに!
娘がそぉーと手のひらに乗せ
タオルを敷いた段ボールの中に入れて
大急ぎで病院へ
わざわざ病院を開けてくれた先生
この子風邪ひいてるね
動物は勘がいいから
育たないと思った子は育児放棄するんだよ
1匹ということは考えにくいから
この子だけ連れてきて
そこに置いていったんだろうね
なぬーー?
なぜうちの玄関前に…
先生どうしましょう
うちには例のわんこいますし
病院とぼくに一任してもらえますか?
お金とかいらないから
ダメかもしれないけど預かります
なんてイケメンな先生なんだ
まだ排泄も自分じゃできないし
ミルクも飲めないから直接注射する、と。
申し訳なさでいっぱいでしたが
獣医さんのところなら一番安心
とそのままお願いして帰りました
次の日
わんこのお薬をもらいに行きがてら
猫のお代はいらないとおっしゃる先生に
菓子折り持ってご挨拶に
だいぶ弱ってるねー
生きられるかどうかわからないけど
まぁやってみるよ
うちの猫と相性よければ
僕が飼ってもいいし
なんて…なんてイケメン先生なんだ!
イケメン先生パート2
2週間経ち
子猫は注射器で直接栄養をもらっているので
残念なこととならずに生きているそう
でも先生の家の猫ちゃんとは
相性が悪かったらしい…
どうしてよいのかわからず
最終的に
獣医さんに助けを求めてしまったけれど
本当は
自然界の生き死に
私がかかわっては
いけなかったのではないか
いや、でも玄関の前だし
そのまま放ってはおけないし
飼う覚悟がないのなら
安易に助けてはいけなかったのではないか
他人に迷惑をかけてまで
助けてはいけなかったのではないか
もしかしたら
親猫が連れに戻るのではなかったのだろうか?
自分さえよければそれで?
でも放っておいてよい命だったとは
思うことができないし
もう色々とぐちゃぐちゃと
さまざまな想いがグルグルと…
こういうとき
どうしたらよかったのでしょうね
おそらく私はずっと
この子猫が元気に育ち
どなたかに貰われていったとしても
沈んだ暗い気持ちと
心のひっかかりを感じつつ
後ろ髪を引かれたおもいで
過ごすことになると思います
本当に
どうしたらよかったのでしょうね