こんにちは、Moiです。

 

 

本日のハノイは22度。

半袖で大丈夫ですよ。朝は少し肌寒く

布団から出られず、早朝マイソールクラスに

行けなかった。明日は参加します。

 

 



 

さて、ゆっくりと綴ってきた自己紹介ですが

今回とあともう1回で完結です。

 

 自己紹介 1 - 何も考えていなかった20代前半の私

自己紹介 2 -雑貨の次は旅行業界だ

自己紹介 3 - タイが私に教えてくれた事

自己紹介 4 - 私のホテリエ人生に影響を与えた2人

自己紹介 5 - バンクーバー生活の始まり

自己紹介 6 - バンクーバーで出会った人々




 

 

バンクーバーから帰国後、3ヶ月ほどの

職探しニート期間を経て、やっとマレーシア

のKLでのホテルの仕事が決まりました。

 

 

 

KLのツインタワーにも近い大型ホテルです。

同僚はマレー系、中華系、インド系の

マレーシア人とフィリピン人。

ここでもフィリピン人との素敵なご縁に

恵まれました。

 

 

 



 

彼らはコントラクトワーカーと言う形で

エージェントを通して働いていました。

ここで働けて良かったことはホテルが

外国人を平等に扱ってくれた事です。

以前は日本人だからと優遇される事が

ありましたが、KLでは皆んな同じ

フロントの仕事を学びました。

大型ホテル故にフロントも2箇所、

クラブラウンジもあり、スタッフがどこでも

同じサービスが提供できるためです。

ここでの基礎が後々のホテル勤務でも

大変役立っています。

 

 

 

 

 

フィリピン人の同僚は決していい条件とは

言えない環境での契約でしたが、

同じ外国人の私にとても良くしてくれ

皆で集まってフィリピン料理を振舞って

くれたり、誕生日などの行事をお祝い

しました。バンクーバーでフィリピン料理

を初めて食べて、それ以来フィリピン料理

が好きになった私にはこの集まりが

とても楽しみでした。

 

 

 

 

 

 

その中でもE君は彼女と共にKLで来て

一緒に働いていた同僚です。

彼の何がすごいかと言うと、

自分の稼ぎで妹の学費を出してあげた事。

日本人の私には驚きでした。学費は

親が出してくれるものでしたから。。

 

 

 

 

 

E君は毎月売り上げトップを続け、

臨時のボーナスが支給されていました。

ホテルではチェックインの際などに

お客様にお部屋のアップグレードを

お勧めしたり、メンバーに登録したり

するとインセンティブが貰えます。

E君はぶっちぎりのトップでした。

お給料の大半を家族に仕送りして

いたのです。

 

 

 



 

1年ほど経過した頃、バンコクの

系列ホテルからタイ人がヘルプと

言う形でやって来ました。

ちょうど2010年の赤シャツ騒動の

頃でした。彼らが帰国後、

しばらくして休暇でバンコクへ

遊びに行った際に、タイ人の

同僚から系列のOOホテルで

日本人を探しているよと教えて

もらい、勢いでホテルに履歴書を

持ち込みました。

 

 

 



 

 

しばらくしてKLにそのホテルの

GMが休暇で来た際に面接を受け、

採用となり、今度はバンコクで

働くことになりました。

 

 

 

 

 

こうして1年半のKLでの生活は

終わりを告げたのです。

E君たちフィリピン人の同僚は

その後しばらくしてカナダへの

移民申請がおり、カナダへと移動

して行きました。現在は4人全員が

なんとバンクーバーに住んでいるのです。

 

 


 

 

 

毎年毎年、今年こそバンクーバーに

行くと言い続けていますが、来年は

何としてもバンクーバー旅行を

実現させます。