日本ではジュネーブ条約加盟国ではない国からの短期滞在のガイジンが簡単に日本の免許に切り替えることができるということで、切り替えた日本の免許証を元に国際免許や第三国での運転免許証を手にする自動車運転免許ロンダリングの一役を担っているらしい。
一方で、おそらくはその外免切替で運転しているであろう在日外国人が起こす交通事故が多発して社会問題となっている。
小学生の列に突っ込め、という指示が出ているのかと疑うほど小学生が被害に遭っているのはなぜだろう。
日本国民の怒りの声に、日本もようやく重い腰を上げたようだ。
いつから?ねえ、いつから?
2027年から、とか言わないよねえ?
他方、マレーシアにも同じような動きがあって。
kura-kuraさんからの情報とニュース記事が出た。
“5月19日より、外国人はマレーシア人と同じ手続きで運転免許を取得しなければならない”
5月17日に記事が出て19日から新制度スタート。
早い、早すぎる。駆け込み需要も何もあったもんじゃない
日本もこの“スピード感”を見習って頂きたい
そういえば、どこぞの坊ちゃんが
「スピード感をもって」
なんちゅーご挨拶をしていたようだが、本当に仕事の早い人が「スピード感」なる言葉を口にしているのを私は見たことがない
と、話が逸れたが、マレーシアのガイジンの免許。
これ、今現在既に切替済みのマレーシア免許保持者のガイジンはどうなるのか全く触れていないのだが、車を運転する友人たちはソワソワしている。駐在員や駐妻の皆さんもお困りになる方も多いはず。
マレーシアは日本と違って、ガイジンだから損することはあれど得をすることはない(きっぱり)。
私は今日、久しぶりに一人で見知らぬところへ行ってとある支払いをしてきたのだが……。
このお知らせはマレー語オンリー。
オンラインで払えないものかとマネージメントオフィスの人に教えを乞うたが、人によって言うことが違うし、所詮あんまりアテにならんマレーシア人である。
🧕「オンラインでも払えるけど、できなかったレジデントがいたからオフィスに行っちゃった方がいいと思うわよ」
って、それ、なんなん
でもまあこれは直接行った方が間違いはなさそう。
で、どこに払いに行ったらいいの?と聞いたところ、Google Mapを見ながら
🧕「ここに行けばいいわよ」
と教えてくれた場所は、以前別件で行って用を足さなかったところで
用事がある部署は引っ越したと言われたよなあ。
実はその前に別の人にWhatsAppで問い合わせておいたところ、こちらの人はここに行けと住所を送ってくれた。ここは私が行ったことがない場所で。
どうやらそこが引越し先なんじゃーなかろうか、とあたりをつけて行ってみることに。
ピンポン🔔
こっちで大当たり🎯
ほどほどの人がいたが、比較的スムーズに順番が回ってきたので窓口で支払った。
で、次回はオンラインで手続きができるようにと思って聞いてみた。
👩「次はオンラインで払いたいんだけど」
🧕「これ見て」
マレー語オンリーのチラシをくれた。
👩「英語のないの?」
🧕「ない」
👩「このJohor Payってサイトでしょ?どうやってレジスタするの?パスポート番号でするの?」
🧕「(なにやら隣の人に聞いてから)パスポート番号じゃレジスタできないわ」
👩「これ使えるのはマレーシア人だけってことね?」
🧕「そう」
👩「じゃ、次回もここにきて払わないといけないのね?」
🧕「そう」
👩「わかった」
ガイジンの方がマレーシアにいないこともあるし、オンラインで払えないと困る人だっているはずなのに
システムを構築する時に抜けてるんだろうな、意識から。アホ過ぎる。
帰りにマネージメントオフィスに寄って、
「参考までに情報シェアしておくけど、オンライン支払いはマレーシア人だけしか使えないらしいよ」と伝えておいた。
帰宅して夫にプリプリしながら報告した。
「ガイジンだからオンラインで支払いできないんだってー。バッカジャネーノ」
やけに疲れた顔をした夫が
「俺もガイジンだからオンラインでは手続きが上手く進まなくて。80ページ以上の書類を印刷して、全部に署名して郵送しないといけない感じ」
とゲンナリしながら言った
ここ数日、あっちに問い合わせ、こっちで打ち合わせ、そっちに問い合わせ、となんとか完全オンラインで進められないかと試行錯誤していた手続きが手詰まりになったらしい。
うえええええ
ドキュサインじゃだめだったのかーーー
日本にいるガイジンは随分優遇されているようだが、こうして海外にいるガイジンは大抵厳しい目に遭っているのだった
そんな厳しい目に遭いつつも親切なガイジンである私は、WAで情報提供してくれた人にも
「オフィスで払ってきたよ。オンラインでの支払いはマレーシア人しか使えないそうです」と情報提供しておいた。
マレーシア人がそれをちゃんと覚えて、次の仕事に活かせるかは微妙だけれど