パリオリンピックが始まった!
スポーツ観戦にあまり興味のない私だが、開会式は好きなのよね
で、夜中の放送にもかかわらず見たさ〜(金曜日でよかった)
入場行進の代わりにセーヌ川を船で移動する選手たち。衣装が見づらい
わーーー、ここでコロナのクラスター出そうと思ったけれど幸か不幸か雨が降り出して。
飛沫感染の確率は下がりそう
ただ、夜のパリで雨に濡れたら寒そうだよね
選手が風邪引かなきゃいいけれど……なんて思いながら見ていたところ……あの各界で怒りを買っている問題のシーンが始まった。
マリー・アントワネットが幽閉されていたコンシェルジェリーを血で染めて、生首を持ったアントワネットと思われる人が歌うメタル。
そりゃ、オーストリアやハプスブルク家は激おこになるわけだわ。
しかし死生観の違いを感じるよねー。
将門塚を大事に祀って維持している日本人には理解し難いあの踏み躙りよう
レディ・ガガからムーラン・ルージュのフレンチカンカンはよかったのになあなんて思っていたら、それじゃー終わらなかった
最後の晩餐を模したと思われる狂気のコーナー🏳️🌈🏳️⚧️
こりゃイタリアのみならず、クリスチャン怒るわー
聞けば、あっち界隈の人が総合演出だそうで。フランスも色々大変そうだ
それにしても、これが放送できるなら21世紀の現代でもひょうきん族も放送できそう
なんて思っていたら、ビートきよしのツイート見て吹いた
開会式はノリオリンピックだったけど頑張れ日本!https://t.co/o4193c4QVF pic.twitter.com/LWxasrVm1q
— ビートきよし with M (@kiyopon1231) 2024年7月27日
これは多分さんま pic.twitter.com/xQ5WZUUMru
— ビートきよし with M (@kiyopon1231) 2024年7月27日
一方で、マクロンは「これぞフランス!」なんてツイート(っておばちゃんは言っちゃうのだが)しているし、フランス人の多く(いや一部かも?)はこういうカオスを受け入れて理解している我々の文化って成熟してる!と自画自賛しているのだろうけれど、見ている人を不快にさせる演出は果たして平和の祭典にふさわしいのか。
少なくともこの一点において東京のあのちょっとぐだぐだの開会式の方が毒がなく、誰も嫌な思いをさせない良い開会式だったと思う。
正直、ピクトグラムしか覚えていないけれど
相変わらずバッハの話は長いし。しかもみんなずぶ濡れなのに自分はしっかりお付きのものに傘をささせてのスピーチなもんで、終わらない、終わらない
が、そんなしょーもない開会式が素晴らしいもののように見えたのは、パリの街並みの圧倒的な存在感とセリーヌ・ディオンの歌声のおかげだろう。
難病と闘っており音楽活動から遠ざかっていたセリーヌ・ディオンの愛の讃歌は万人の涙を誘う歌声だった。
あれでそれまでのしょーもなさが全部昇華されちゃった感じ。得したなー、フランス🇫🇷
その昔、勤務先でポスターを見た時に、セリーヌ・ディオン、仕事は選ぼうよ……と思ったけれど、今回はとてもいいお仕事だった。
写真はネットの拾い物です