マレーシアで英語を上達させる2大ブートキャンプは、飲み会と修繕である
家が万全のことがないマレーシア(JBだけ?違うよね?)だが、修繕及びそれにまつわる準備がとにかく大変で。
天井扇を探すだけでも大騒ぎであったが……
これを設置するのがまたまた大変で。
一昨日、「明日設置に行くよ」と連絡があった。
「午前中出かけているのだけれど、何時頃になりそう?」と聞くと
「午前中は別のお客さんの仕事が2件入ってるから午後になると思うので問題ないよ」
と言うことで了承した。
さて、この業者、皆さんなら何時に来ると思う?
午前中に2件こなしてくると言うことは小一時間で出来る小さな仕事が入っていて、ちょっと遅いランチを挟んで、まあ、3時前後には来るだろう、と思うのが一般的ではないだろうか。
で、出先での用事を急いで2時すぎからスタンバイしていたのだが……連絡がない。
2:30になった時に電気屋のオッチャンに聞いてみた。
「まだ連絡がないのだけれど、予定通り今日来るのよね?」
オッチャン、業者に聞いてくれたらしい。
「まだ先客の家で作業中だから4時頃になるって」
それ、かなり時間がかかる仕事が入っていたって事じゃん。なんで最初から明日の3時以降とか言わないわけ?
でもまあ4時なら4時でいいけれど……5時過ぎたら作業できないはず
で、それを伝えようと3:15を過ぎた頃にオッチャンがくれた電話番号に電話してみる。
マレー語オンリーだった 詰んだ
そして案の定、4時になっても来ないし連絡もない。
仕方なく、再び電気屋のオッチャンに連絡してみる。
「まだ来ないし連絡もない。さっき電話したけれど、英語が通じなくてボレボレ(CanCanの意味)言われた」
オッチャン、業者のボスに連絡してくれたらしい。ボスから電話があった。
中国語だった
「ごめんなさい。マレー語もチャイニーズもわからないのだけれど💦」
英語に切り替わった。良かったーーー!
「4:30にはうちの連中が行くと思う」
んじゃ〜、もうちょっと待つけどさあ。
4:30過ぎたが、案の定来ない。で、ボスに連絡してみた。
「何時に到着するの?まだ来ないけど。時間制限があるのだけれど。5時過ぎたら入れないからね」
「4:45までには着くと思う。それに、多分普通車で行ってるから大丈夫だと思うけどなあ」
本当かーーーい
そんなこんなで16:53。
「着いたよ!」とメッセージ。
で、慌ててお迎えに下りた。
が、今ここ!と送られて来た写真を見て唖然。
そこ、どこ⁈
明らかに別のところである。
「そこどこよ⁈うちじゃないんですけど?」
と、再度Googleマップのリンクを送ると
「OK。Coming」と返信が。
マレーシア人のComingとOn the wayは起点が明らかでない。
そこから何分で来れるのかがこっちは知りたいんだ💢
「そこからどのくらいかかるの⁈」
5時を過ぎるなら、セキュリティに根回しをしとかにゃいかん
すると17:02。
「今、ゲートだけれど、5時過ぎたら入れないって」
だから、散々言ったじゃないかーーー
「あ、大丈夫。入れてくれそう。今行くね」
セキュリティが優しくて良かった!
本来照明の交換は騒音は出ないので緊急の修繕だと言って、セキュリティにお願いしに行こうとした矢先だった。
本来はね。でもうち、今回はブラケットとUフックの交換があるので……絶対ドリルを使うはず
まあフックを固定するボルト2本だけだから、騒音が出る時間はおそらく1分。なんとかなるだろう
と、結果的に5時過ぎのスタートになった。一体何時に終わるんだ
到着してしまえば、言葉は通じないながらも気の良いオッチャンたちなのはマレーシアあるあるで。
多少見ていて危なっかしいというか、不安を感じる時はあったのだが、ドリルの騒音も30秒で済み、比較的散らかす事なく作業もしてくれた。
取り外された以前のファンと直接見比べるとシャープさに欠けるけれど、もうこれは現状でできる最善のチョイス、と己を納得させることに。
なんかもう、どっと疲れが
このズルズル15分刻みで誤魔化しながら最終的にえらい時間待たされるというのが、私の何より嫌いなパターンだ。
最初から、遅くなるけど構わないか?と言われれば翌日にしてくれ、と言うこともできるわけで。
毎度思うのだが、なぜマレーシア人は自分のするべき作業の所要時間が読めないのか。
業務量を経験値で時間に換算し、スケジュールを組むという、さほど難しいとも思えぬことがどうしてできないのか、不思議で仕方がない。
Uフックの設置に使うボルトを、ないなあ、ないなあ、と大きな空飛ぶカバンのようなお道具箱の中をひっくり返しとっくり返し探している姿を見て、そんなだから無駄に時間がかかるんだよとため息をついたのだった。