まさか!と思われるでしょうが……我が家のマスターバスルームはこの半年間この状態だった
オーナーは連絡を受けて速やかに手配してくれたようで、便利屋Rが
「もうクリスマスだから、クリスマスが終わってから行くわ!」と言ってきたのが12月下旬だったはず。
その後年末年始で忙しかったのでRが何も言ってこないのをいいことに放置していたら、あっという間にチャイニーズニューイヤーになり、こりゃ当分来ないなと思っていたらそのまま友人来訪に一時帰国にハリラヤに……と時が流れ……。
痺れを切らして催促したのが5月中旬。
状況チェックにRがやってきたのだが、「上階のウォータープルーフの問題だ」と。
知ってる。それ、半年前から言ってる。
水漏れは我が家で起きてるんじゃない!上階で起きているんだ!
が、Rは自分で見ないと納得しないのだ。
ちなみにRの見解ではバルコニーの天井のウォーターマークは水漏れではなく雨が吹き込んだせいだと言うのだが、本当かーーー
「上の階で修繕で、うちではないよね?」と確認するとそうだ、と。
そして「上の階の住人、ちょっとめんどくさい人なんだよなあ……」と気乗りしない様子で散々ぼやいて帰って行った。
その後、音沙汰がなかったのだが、コンドミニアム内でR息子くんにばったり会った時に聞いてみた。
「その後、どうなった?」
「ああ!ウォータープルーフの工事は昨日終わったよ!2-3日様子を見て、お宅にもチェックに行くよ!その時は行く前に連絡するね」
ところが数日前の朝、いきなりピンポーンとドアベルが鳴った。
デリバリーなんかあったかな?と覗いたらRだった
ノーアポで来るんじゃない!
「チェックだけだからすぐ終わる」と言うRを
「今はダメ!オンラインミーティング中だから!」と追い返し、ようやくリスケして本日の来訪に
もうね、一時が万事、無駄が多すぎるのだ
が、結論から言えば、本日のRはいい仕事をして行った。
まず穴から上階の床を覗いて完全に乾いてる!と自画自賛。早速穴を塞ぐ作業に取り掛かる。
この時、いきなりガリガリペンキを剥がそうとしたので、ちょっと待ったーーー!と制して紙を敷く。絶対この方が掃除がしやすいのに、Rはそんなのいらん!と言う。我が家のバスルームは床がタイルではないので紙を敷かないと絶対掃除が大変だから!と制するも、
「大丈夫だ!俺が綺麗好きなの知ってるだろ?ちゃんと最後に綺麗にして行ってやるから心配すんな!他の連中は散らかしっぱなしで帰るけど、俺は違う。綺麗にして帰るのはマレーシアで俺だけだ!」って
確かにRが綺麗にしていくのは知ってるけど、より簡単にできた方がいいじゃないか。なんで養生しようと思わないんだ
まあ、そんな小競り合いとも言わぬようなやり取りはあったものの、比較的スムースに作業は進み……
綺麗に仕上げてくれました!
シャワーのフィルター変えなきゃw
「上の階のオーナー、お前んちの修繕が終わるまで支払いしてくれなくてさあ。ごはん食べられなくて毎日お粥だよ。これでようやく美味しいものが食べられる!仕上げのペンキは数日後に乾いてからやるから都合のいい時に連絡くれ」
これまたボヤッキーぶりを発揮しながら帰って行った。
半年を経てようやく解決したマスターバスルーム問題。
しかし、実はその間に別のトラブルも浮上しており、マレーシアの家が万全な時はないのであった