最近ではeSIMなんて便利なものも出来、ちょっと余分にお金を出せばうんと快適に過ごせるようになったが、小さなお金にセコイ私はこのeSIMがどうも割高に感じてしまって
当地パナマでは例の如くローカルSIMを使うことにした。
空港にバーン!とあるSIM屋にはボッタクリだろ、というツーリストの足元を見た価格のSIMカードが売っている(40USDですって)がそこは無視することにして、ホテルに頼んでおいたシャトルバスに乗る。
ホテルに着いたら、真っ先に探すのはSIM屋だ。
レセプションに教えてもらった雑貨屋のような店に行くと、チャイニーズ系のおにいちゃんだかおっちゃんだかわからないとっつぁん坊やのような男性が中国語はできるか?と聞いてきた。
できなーーーいと言うと、Google翻訳を使って説明してきた。
まずはSIMと7日間のデータ通信を買って、7日過ぎたらもう一度ここに来てトップアップをしろ、と。
それ、合計で30ドル弱で、空港のボッタクリ価格と大差ない
私の六感がこれは高いと言っている
で、ちょっと考えるね、と言ってその店を立ち去った。
あの手の雑貨屋でSIMを売っているなら、きっとそこいらの雑貨屋どこでも売ってる筈。昔のベトナムと同じである。
で、別の雑貨屋で聞いてみた。こちらもチャイニーズ系のおねえちゃんであったが、彼女は英語ができる人だった。
「SIMカードが2ドルで、データ通信のアンリミテッドが10ドル。12ドルプラスタックスね」
ちゃんと携帯に表示された料金プランを見せて説明してくれて明朗会計。
おいおいおいおい、さっきの半額以下〜
で、購入を決定。
気を良くしてビールや水なども合わせてこの店で購入。
さっきのとっつぁん坊やのSIMはなんだったんだ?空港のボッタクリスタンダードなのだろうか
それともあのにいちゃん(かおっちゃん)がボッタクリ男なのだろうか。
そもそもパナマの空港はなかなかなボッタクリである。イメージと違って途上国感満載
まずたまげたのが、空港内のバッゲージのカートが有料で5USD
750円⁉️
うっそーーーん。
信頼できるスタッフがいて、運んでくれるのでチップ5USDね、なら検討の余地ありだけど、重たいバッグ自分で下ろして担いでカートに乗せて5USD!
しかも空港の規模を考えれば大した距離じゃないはず(実際大した距離じゃなかった)
悔しいので、かなり重かったが機内持ち込みのキャスターバッグはリュックにして背負って、両手でスーツケースを引きずった。二つとも四輪で助かった
で、ただでさえ大変なのに入国手続きも終わってた後の税関で
「荷物にバッテリーがあるだろう。見せろ!」って
そりゃスーツケースに入れるなって言われてるんだからバッテリー、手荷物に入ってるさーーー💦
キャスターバッグを荒らされて不機嫌になった私だが、OKと突然無事釈放されたのだった。
イミグレの職員って感じ悪い人が多いけれど、入国審査も税関も、久しぶりに最高峰に感じの悪い空港職員だった。
ちなみに空港ロビーのWiFiも有料で
一応、ちょこっと用意されている遅ーーーい無料のWiFi、実は繋がらなかったり、繋がってもすぐ切れたりするそうで(そして一度切れたら2度とつながらないとか)
なかなかえげつない
追記:
復路はパナマのSIMが携帯に入っているのであっさり無料WiFiに繋がった。
一番困まる到着直後の旅人をカモる方針らしい。
全然ウェルカムされてる気がせん💢
そんなわけで意地になって安いローカルSIMを入手した私です